大学祝典序曲吹奏楽版
CDショップを訪れた際の徘徊場所がこのところ増えた。トロンボーンや吹奏楽の売り場に立ち寄ることが多い。
怖い物見たさ半分である。ハンガリア舞曲程度なら慣れても来たが、大学祝典序曲の吹奏楽版を発見して、即買いした。オケの有名曲の吹奏楽版がかれこれ10曲以上入って1200円とはお得である。
CDのラベルには吹奏楽版とあったが、実質金管楽器と打楽器だった。
次女は、オリジナルの大学祝典序曲を知らない。それでも楽しいと言っている。オケ版では全く感じないスリルが感じられる。ブラバンの超絶技巧を堪能できるのだ。トランペットの音色のコントロールが自在で、クラリネットやオーボエがいるかのよう。それから恐るべきはユーフォニウムだ。色艶が半端ではない。そして次女ならではの着眼「なんだかチューバがよく聞こえる」とポツリ。
鋭い。オリジナルの大学祝典序曲はブラームスで数少ないチューバ入り作品である。
何よりの収穫は、これ1曲で次女と会話が弾むことだ。
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