ヴァルトシュタイン
ベートーヴェンのピアノソナタ第21番ハ長調op53の通称として名高い。
ボンにて若きベートーヴェンと知り合ったウィーン出身のヴァルトシュタイン伯爵(Ferdinand von Waldstein 1762-1823)に献呈されていることがその由来だ。いわゆる傑作の森の入り口に位置している。
1849年4月14日だからちょうど160年前の今日、16歳目前のブラームスはハンブルクでコンサートを行った。このときのメインとなった作品がまさに今日のお題「ヴァルトシュタイン」だ。新聞には、「既にブラームスが古典を確実に学んでいる」という趣旨の好意的な記事が掲載されたという。
このときに一緒に演奏した「お気に入りのワルツによる幻想曲」は、ブラームスの作曲によるものだが、現存していない。
15歳のブラームスによるヴァルトシュタイン。
聴きたい。
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