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2009年5月14日 (木)

Lerchengesang

「れるひぇんげざんく」と発音する。「ひばりの歌」あるいは「ひばりのさえずり」と訳される歌曲。作品70-2は、創作の中期にひっそりと置かれた宝物だ。ただただ可憐である。

2分の2拍子ロ長調。小節後半の2分音符が、付点4分音符と8分音符に割られ、さらにその直前に8分音符が加わった状態。つまり付点4分音符が8分音符で挟まれた形だ。この音型がひばりのさえずりの模倣であることは古来指摘されている通りなのだが、この曲に限って申せば、その音符そのものが、楽譜上で遊ぶ小鳥のように見えてしまう。音の高さを変えながら全部で21回現われる。しかもその全てが歌手のパートが休符の時だ。律儀なことに歌手の側にはこの音形は一度も現われない。2分音符を3つに割った三連符ばかりである。この2系統のリズムのせめぎ合いを味わう音楽と申しては屁理屈が過ぎるだろう。

第1交響曲と第2交響曲の間に挟まれた作品番号69から72は、全て歌曲になっている。山脈のように屹立する2つの交響曲を作曲する一方でブラームスは、23曲もこの手の可憐な歌曲を生み出していた。

1番と2番の2つの交響曲の谷間で、ひっそりとさえずるひばりである。

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