ヴィオラによる歌曲
ブラームスのヴィオラソナタのCDは油断が出来ない。彼のソナタとしては最小だから、1番2番を収録したところで、CDの収録キャパには余裕が生じる。この余白がいたずら心をくすぐるらしい。サービス精神を発揮する演奏家が少なくないのだ。
エトーラ・カウサ(Va)、マルク・パンティヨン(pf)のコンビでヴィオラソナタのCDが出ていた。もちろん2曲のヴィオラソナタがキッチリ収まっているのだが、それに先立ってブラームスの歌曲が下記の通り、ピアノとヴィオラで演奏されているのだ。余白に入れているという感じがしない。
- 調べののように op105-1
- まどろみはいよいよ浅く op105-2
- 落胆 op72-4
- 野の寂しさ op86-2
- 航海 op96-4
- 私は顔を向けてみた op121-2
特に「野の寂しさ」はヴィオラで弾かれると深い味わいがある。
<mayoneko様
おおお。あなた様も余白愛好家でしたか。
是非聴いてみて下さい。
思い入れのある選曲が素晴らしいッス。
投稿: アルトのパパ | 2009年5月25日 (月) 06時36分
お久しぶりです。
私も余白に何が入っているかしらと気になる一人です
op.105-1が好きなのですが、ご紹介の曲も是非聴いてみたいと思います。
投稿: mayoneko | 2009年5月24日 (日) 22時55分