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2009年5月30日 (土)

10大歌曲

今年1月からの歌曲特集の一環として、ブラームス「私的10大歌曲」の選定を決意した。こういうランキングを公開してしまうと、頭がそのように固定されてしまいがちだが、来年はまた違った結果になることも十分あり得る。本日ただ今の「10大歌曲」である点強調しておきたい。

君の青い瞳op59-4 実はこの作品の10位には相当悩んだ。明日は「森の静けさ」「ひばり」にとって変わられるかもしれない。

いかにおわすか我が女王op32-9 短調に転ずる第3節が悩ましくも美しい。リーズルの想い出のための曲だというが、そういうタイミングでこういうテキストに巡り会った幸運を思い遣りたい。

日曜日op47-3 華麗とは対極にある。素朴というにはチャーミング過ぎる。ブラームスの歌曲に始めて触れた思い出と共に不滅になっている。

夏の宵op85-1 甘美な夏の夜の描写。甘さだけなら「五月の夜」の上を行く。

夢に遊ぶ人op86-3 これがベスト10に入るところがらしいところではある。長短の境目をさまようという曲調。曲の流れを堰き止めたり煽ったり様々に表情を変えるシンコペーションが売り。

五月の夜op43-2 3年前に選んでいたらこの曲がダントツで第一位だったことは間違いのないところである。シャープ系に転調する中間部を挟んで回帰する瞬間の充足感は何にも代え難い。

おお死よ何と苦々しいことかop121-3 ブラームスの遺書かもしれぬ。普段から回数を聴いている訳ではない。mpで歌い出される粛々たる歩みは軽々しく聴かれることを拒否しているようだ。

永遠の愛op43-1 これが3位に出て来てしまったら、1位と2位はどうなるのか心配の向きも多いと思う。長らく第一位だった。今だってその価値は少しも揺らいでいない。リートの神髄に触れる気がしている。

あの娘の許へop48-1 むき出しのアウフタクトから深く掘り出されるような立ち上がりに打ちのめされている。民謡風などといって軽んずることなかれだ。単純な「ABAB」の二部形式だが、それがどうしたというのだ。

野のさびしさop86-2 最愛の歌曲。今はこれ。断然これ。見開き2ページの小品ながら、宇宙の広がりを表現して余すところがない。歌ってみたい気がするという点でも随一だ。欠点を強いて上げれば原題「Feldeinsamkeit」は曲の素晴らしさに比して、邦題に決定版が無いことだが、ブラームスに罪はない。この曲についてならいくらでも記事が書けそうだ。

本日開設から4周年に達するブログ「ブラームスの辞書」。その間記事が1日も途切れなかったことを自ら祝う記事である。

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コメント

<てぃんぱにゃー様

ありがとうございます。
携帯からの全記事読破と合わせてお礼申し上げます。ちょっといないと思います。

その調子であと8694本おつきあいいただきますと、ブラームス生誕200年になります。よろしければ是非。

遅ればせながら(というか完全に時機を逸してますが)、4周年おめでとうございます。
そしてこのようなブログ、本をご提供いただきありがとうございます。

さかのぼって閲覧させていただいた貴ブログ、本日の出勤途中に、2005年5月30日に到達しました☆

<魔女見習い様

ありがとうございます。

これからも粛々と続けて参りますので、今後とも「ブラームスの辞書」をよろしくお願いいたします。

4周年おめでとうございます!
ささやかながら、お祝い申し上げます。

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