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2009年6月13日 (土)

ベタな展開

「よくある展開」程度の意味なのだが、若干ネガティブなニュアンスがこもっている。「ベタな展開ですみません」等の言い訳とセットで用いられることが多い言い回しだ。ストーリーのあるパフォーマンスにおいて、受け手に先を読まれるのはリスクが大きい。意外な展開こそが待望されているというのは一面真実を含んでいる。

一方で勧善懲悪をコンセプトにした時代劇が、展開を読まれながらも長寿番組になっているケースもある。この場合は概して「ベタな展開」とも「マンネリ」とも称されず、むしろ「伝統」と解される。両者の境界は混沌としている。

梅雨入りを合図に雨に関連する記事を3本続けた。「ベタな展開」かもしれぬ。

さて現在進行中の歌曲特集は5月10日の記事「愛鳥週間」の中で、お得意のリスト化ネタを無理矢理愛鳥週間にこじつけた。これは「ベタな展開」ではないと自負している。ブログ「ブラームスの辞書」の古くからのコアな読者でも、この展開を読めていた人はいないと思われる。

その先の「動物索引」は、ブラームス歌曲のテキストに現れる鳥の優位性を云々する展開から予測していた読者もいると思う。ましてそれに続く「バラ」「植物索引」は、半ば必然だったから、この瞬間「ベタな展開」と思われてしまった可能性もある。

しかしその後の「色彩索引」は、再び読みをはずす展開だ。ブログ「ブラームスの辞書」恒例のリスト化ネタの連発だ。そしてこれは「四色問題」を経て一連の「野のさびしさ」ネタに至る序章でもある。最愛の歌曲について語る前のちょっとした準備に相当する。

4月中旬に10日間の休憩を頂戴した間に、このあたりの流れを整理した。

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コメント

<魔女見習い様

そうおっしゃっていただくと気が楽です。

常連さんもそうでない方も、それら全てをひっくるめてお楽しみいただければ幸いです。

アルトのパパさんらしいってこと。

<魔女見習い様

「でしょ、でしょ」と無邪気に舞い上がってよいのか自信が持てません。

さりとて、今更このノリを放棄する勇気もなく、きっと今後もこの調子で粛々とブログが続くのだと愚考いたしております。

もはやビョーキです。

さすが!
ブラームスっぽい薫りが漂う記事構成ですね。

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