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2009年6月16日 (火)

独唱と重唱

ブラームスは親しい友人に、ドイツの作家で曲を付けなかった人なんぞ居ないと豪語していたという。発表せずに破棄したものまで含めればということらしい。民謡や外国の詩の翻訳物までを含む広大な領域がテキスト探査の対象だった。

一方、詩人たちはブラームスへのテキストの提供を目的に創作したわけではない。ましてや作品をあらかじめ独唱用、重唱用、合唱用という具合に分けていたわけでもない。

独唱歌曲でのテキストの提供ランキングは既に記事にしたが、実は重唱作品でも同じようなメンバーが名前を連ねる。テキストと作者名だけを見ても違いは判らない。

目の前に横たわるテキストについて、それを声楽作品に仕上げる際、どんな形態が最適かについて判断基準があったに違いない。ブラームスは何を基準に独唱用と重唱用に仕分けたのだろう。重唱作品がいつも対話体のテキストになっている訳でもない。対話体のテキストが、見事な独唱歌曲になっている例も多い。

意外と難問である。

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