ヒント
問題解決のアシストとして出題者側から提供される情報とでも申し上げておく。
出題者側の意図によって、大きく性格が変わってくる。考えさせることが目的であるなら、情報は小出しになる。一方で考えさせることよりも応募させることが目的の場合には、ほぼ答えたも同然の情報がヒントと銘打って提供される。
昨日出題した「謝恩クイズ」にもヒントを添えておいた。本日の記事はその補足である。
アイデアはかなり以前から暖めていた企画だ。正解のカテゴリーは今、いわゆる「隠しカテゴリー」になっている。記事が既に28本あるから、応募状況をみて操作することは無い。その意味では十分客観的だ。
出題が6月28日。結果発表が7月28日。そして問題がカテゴリー28だ。さらに賞品は「ブラームスの辞書」op28である。28という数字が並ぶ。「28」自体はヒントでも何でもないから、単なる小さなこだわりだ。昨年の9月からカテゴリー「66 空席状況」で「op28」を売り切れ扱いにしてきた。このクイズの賞品にするためだ。
不安もある。ブログ「ブラームスの辞書」としては初めてとも言える「読者参加型イベント」だ。読者の自発的なコメントは、従来からいただいていたが、こちらから「ご応募お待ちしています」という趣旨のイベントは初めてだ。不手際があるに違いない。
何よりもまず難問だと思う。
正解者どころか応募者が全く現れない覚悟は出来ているが、はっきり言って奇問の域だ。だから正解を発表したらブーイングということもあり得る。話のタネ、記事のタネと割り切った。どれほど落ち込んでも、ブログの継続が危なくなる事態には至らぬと思われる。
賞品は「ブラームスの辞書」だ。これも微妙。今回最大の賭け。もっとも優遇されるべき人たちには魅力的な賞品ではないかもしれない。つまり既に「ブラームスの辞書」を買い求めてくれた人々は、賞品でもう一冊もらっても扱いに困るだろう。その他正解者に賞品発送を辞退されたら相当落ち込むに決まっている。けれども賞品はこれ以外にはあり得ない。加えて賞品をお送りするために、お名前と住所と電話番号をお聞きすることになる。個人情報の最たるものだ。悪用はせぬが不安と思われるのも無理はない。お近くならどこかで手渡しもOKだ。これなら個人情報を私に告げなくてもいい。
カテゴリー「74 謝恩クイズ」を創設したほか、左サイドバナーの「おみくじ」の下に、掛け軸を配置し、皆様に広く告示することとした。
この先締め切りまで毎日の記事末尾において「謝恩クイズ実施中」をアピールする。
この記事のどこがヒントなのだという突っ込みは無しで。
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<てぃんぱにゃー様
毎度毎度の思いつき企画ですので、肩の力を抜いてお楽しみください。
今後も少しずつヒント記事を発信する予定です。
投稿: アルトのパパ | 2009年6月29日 (月) 18時14分
昨晩から"28"探しをしまくってました…(>_<)そこではないのか…
全記事通読の経験(笑)を生かして全力で頑張りますっ!
投稿: てぃんぱにゃー | 2009年6月29日 (月) 07時53分