シェークスピア
William Shakespeare(1564-1616)英国の文豪。かの地での重要度は聖書にさえ肉迫すると思われる。
ブラームスは当然シェークスピアを知っていた。自作のテキストにも以下の通り採用している。
- 女声合唱のための4つの歌より「シェークスピアの歌曲」op17-2 喜劇「お気に召すまま」の第2幕より引用。2つのホルンとハープによって伴奏される。
- 5つの歌「オフィーリアの歌」WoO22 ハムレットからの引用。オフィーリアは主人公ハムレットの恋人だ。
全部で6曲しかない。もちろんテキストは独訳物である。
ブラームスの友人であり当代きってのヴァイオリニストであるヨアヒムは作曲の腕前も確かだ。「ハムレット」序曲と「ヘンリー4世」序曲という管弦楽作品を残している。驚いたことにブラームスがそれらをピアノ連弾用に編曲している。
本日のこの記事が開設以来1564本目の記事だ。つまりシェークスピアの生年に因んだ記事ということだ。
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