うなぎ
万葉集を代表する歌人・大伴家持にもうなぎを詠んだ歌がある。古来うなぎが親しまれてきた証拠だ。
音楽之友社刊行の「ブラームス回想録集」第2巻262ページ、フェリンガーの回想の中に興味深い記述がある。筆者フェリンガーの母が、バルト海沿岸のミスドロイからブラームスにうなぎの薫製を贈ったとある。時期を直接指し示す記述がないのが残念だが、手がかりはある。イシュルに贈ったものは大丈夫だが、一部は猛暑で傷んだとされているから夏だと推測出来る。つまり彼の地でもうなぎは夏なのかもしれない。
贈られた側のブラームスからの礼状が残っているから、ブラームスがうなぎの薫製を受け取ったことは確かだ。音楽界の重鎮にしては慎ましい生活ぶりだったブラームスだが、おいしいものには目がなかった。それを百も承知の贈り物だろうから、きっとブラームスはうなぎを食べたのだろうと思う。
<魔女見習い様
お粗末さまです。
おなかいっぱいになったところで、引き続きクイズをお楽しみ下さい。
投稿: アルトのパパ | 2009年7月19日 (日) 16時41分
おなかすかしてきました~。
うなぎ、ごちそうさまです♪
でも、はてな?
投稿: 魔女見習い | 2009年7月19日 (日) 16時03分