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2009年7月 3日 (金)

夫婦揃って

ブラームス作品の献呈の話だ。

夫婦揃ってブラームスから作品を献呈されているカップルがいる。

クララ・シューマンはブラームスからたくさんの曲を贈られているし、その子供たちも「子供のための14のドイツ民謡」を贈られている。3女ユーリエは「シューマンの主題による変奏曲」op23を献呈されている。ところがクララの夫ロベルトは1曲も作品が献呈されていない。だからシューマン夫妻は失格だ。

夫婦揃って作品の献呈を受けているのは、ズバリ、ヨアヒム夫妻だ。夫ヨーゼフ・ヨアヒムは、ピアノソナタop1とヴァイオリン協奏曲op77の2曲が献呈されている。希代のヴァイオリニストにして無二の親友だから特別扱いもうなずける。

その妻アマーリエは、優秀なコントラルトの歌手。ドイツレクイエム初演で、ヘンデルのアリアを歌った。彼女は「アルトとバリトンのための4つのニ重唱」を献呈されている。

  1. 尼僧と騎士
  2. 戸口の前で
  3. 水はざわめき
  4. 狩人と恋人

まさか、ヨアヒムがヴァイオリンを置いてバリトンで歌ったなどということはあるまいな。

そして何よりも大切なこと。この作品に与えられた作品番号は「28」である。つまりこれが今回の謝恩クイズの賞品である。夫婦円満か縁結びのお守りにもなりそうだ。

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