記念事業
イベントや出来事あるいは目標の達成を永く記憶するために立ち上げるプロジェクトのことか。やろうとしているプロジェクト開催のための大義名分を強引に紐付けるという思惑も一部混入していると思う。
昨日書籍「ブラームスの辞書」は、刊行4周年を迎えた。20万アクセスへの到達と合わせて謝恩クイズを実施中だ。つまりこれが「記念事業」である。
さて、刊行4周年や20万アクセスはさておき、先般買い求めた電子辞書の有効活用を考えている。声楽曲のテキストへの理解を深めるというのが真っ先に思い浮かぶ。歌曲特集が電子辞書購入に私を走らせた原動力だったことは事実だが、歌曲特集が一段落してしまった今、タイミングとしては焦点が甘い。
電子辞書をまさしく骨の髄まで活用出来るネタがあった。
マッコークルだ。世界最高の「ブラームス作品目録」である。書籍「ブラームスの辞書」の執筆に先だって購入したが、現在でも調べ物に重宝している。全編一面のドイツ語というのが玉にキズだが、これはマッコークルの責任ではない。調べるとなるとドイツ語の辞書が手放せない。簡単な単語なら判るようになってきたが、突き詰めるには心許ない。
今回購入した電子辞書を使って「マッコークル専用の独和辞典」をブログ上で作成することにした。マッコークルをサクサクと理解するために最低押さえておきたい単語を列挙するというコンセプトだ。いわば「マッコークル斜め読みのための独和辞典」だ。
8月には別途単月プロジェクトの予定がある。9月以降1年間の大型プロジェクトを立ち上げるので、7月中に完成くらいの緩い目標をとりあえず設定することとする。
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<てぃんぱにゃー様
元々たいして売れていないので販売への影響は考慮する必要はありません。オタクなコメントはごっそり削除して、見出し語と出現箇所のみ記載なら可能性はありますね。
投稿: アルトのパパ | 2009年7月12日 (日) 18時54分
4周年おめでとうございます。
「ブラームスの辞書」のドイツ語化もいかがですか?
販売に影響出ちゃいますかね?
投稿: てぃんぱにゃー | 2009年7月12日 (日) 16時43分