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2009年7月 9日 (木)

オタクの私的定義

半年に及んだ歌曲特集を展開しながらつくづく考えたことがある。以下の命題をよく見て欲しい。

  1. ブラームス歌曲のテキストに登場する植物で、もっとも多いのはバラである。
  2. こおろぎは「野のさびしさ」と「夏の宵」にしか現れない。

自分が意地悪な読者になったつもりで考える。1と2どちらが揚げ足を取りやすいだろう。それは多分2だ。万が一「野のさびしさ」と「夏の宵」以外の作品に「こおろぎ」を見つけることが出来れば、命題2は偽であると立証できる。ブラームス歌曲の楽譜を全て持っていなくても出来てしまう。自分が愛する歌曲に「こおろぎ」があればそれで一丁上がりである。こういうのを「反証」というそうだ。他を見るまでもなくOKだ。命題2が偽であることの証明は簡単だ。

ところが上記の命題1が偽であると立証するのは、手間がかかる。手許にブラームス全歌曲の楽譜があることが前提だ。さらにそれを全て当たり終わっていることも必須だ。そして登場する植物名を調べ終わっていることが最低条件になる。その上で「バラ」より多く登場している植物名を指摘せねばならない。普通の見識を持ったまっとうな大人は、ひるむと思われる。ブラームス歌曲の200曲という厚みがそれを助長する。

歌曲というのがまたさらに事態を難しくする。ブラームスの4つの交響曲全てのスコアを持っている人に比べて、歌曲200曲の楽譜を全て持っている人は少ないと思う。歌曲は交響曲よりも明らかに揚げ足を取りにくい分野だろう。オルガンや民謡ともなれば歌曲以上だ。お見通しの通り、ブログ「ブラームスの辞書」はその方面の記事を意図的に手厚くしている。

上記は極端な例を上げたが、「偽であることの立証」つまり「揚げ足取りの難易度」がオタクの度合いだと感じている。「バカじゃねーか」と思われながら、あまりの手間に揚げ足取りをためらわせるようなネタこそが、ストライクゾーンだったりする。「ブラームスの辞書」の狙いはブログも本もそのあたりにある。

「あまりのバカバカしさに呆れられている」と考えないスーパープラス思考である。

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コメント

<魔女見習い様

やっぱり私って、客観的に見てオタクなのでしょうか。

命題2を出せるのも、オタクだけですよー。

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