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2009年8月 9日 (日)

リブレット

イタリア語らしい。オペラやオペレッタの台本のことだ。オラトリオやカンタータ、ミュージカルも対象になるという。独唱歌曲のテキストはリブレットとは言わない。

どれほど評価の高い文学作品があっても、それが優れたオペラになるとは限らない。仮に優れた作曲家がそこに同居してもダメなものはダメだ。オペラにするには台本が必要だ。モーツアルトの歌劇「フィガロの結婚」は、ボーマルシェの原作が素晴らしかったことに加え、ロレンツォ・ダ・ポンテのリブレットがあったからこそ不滅の地位に上り詰めた。モーツアルト、ボーマルシェ、ダ・ポンテの功績は同等だ。おそらく誰が欠けてもダメだった。

ブラームスがついぞオペラ作曲に踏み切らなかった理由の一つが気に入ったリブレットが無かったことだ。オペラについての考えが時代の流れにマッチしていないこともあるが、問題はリブレットだ。

過去の文学作品に対する造詣に加え、同世代の文筆家とも交流があったブラームスだから、原作やリブレットを探す伝手には事欠かなかったと思われるが、ついに見つからなかった。

気に入ったリブレットが無いのなら作ってしまえというふうには考えなかった。リヒャルト・ワーグナーとは才能の向きが違うのだ。

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コメント

<ひふみ様

お気をつけて行ってらっしゃいませ。

残暑お見舞い申し上げます。
これから帰省します。
しばらくお訪ね出来ません。

お気をつけてお過ごし下さいね。
帰京後を楽しみにしております。

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