ブラームス神社

  • 道中安全祈願

おみくじ

  • テンプレート改訂しました

独逸日記

  • ドイツ鉄道博物館のおみやげ
    2012年3月28日から4月4日まで、次女の高校オケのドイツ公演を長男と追いかけた珍道中の記録。厳選写真で振り返る。

ビアライゼ

  • Schlenkerla
    自分で買い求めて賞味したビールの写真。ドイツとオーストリアの製品だけを厳選して掲載する。

カテゴリー

« タンホイザーの自筆スコア | トップページ | ゲノフェーファ »

2009年8月24日 (月)

イタリアオペラ

いろいろ調べたがどうも定義が怪しい。

  1. テキストがイタリア語
  2. 作曲者がイタリア人

このどちらかだと思う。長らく「オペラと言えばイタリア語」だった。イタリア人以外の作曲家も自国語そっちのけでイタリア語のオペラを書いた。オペラの世界で名を残そうと思えば、やっぱりイタリア語という状態が続いた。世の中のオペラが全てイタリア語で書かれていたとしたら「イタリアオペラ」という言い回しは不要だ。つまりイタリア語以外のオペラが台頭したことの裏返しだ。

おそらくその筆頭はドイツ語だ。モーツアルト「後宮よりの逃走」あたりから風向きが変わり、「魔笛」によって決定的になる。いわゆる「ドイツオペラ」だ。フランスにはフランスオペラがあり、スメタナやドヴォルザークはチェコ語のオペラを指向した。こうなってはじめて「イタリアオペラ」という言い回しに意味が出てくる。

ブラームスのイタリア好きは有名だ。しかしこれは「イタリア旅行好き」と言い換えねばならない。8回に及んだイタリア旅行でブラームスが本場のイタリアオペラを楽しんだ形跡がない。8回のうち3回ブラームスと同行したヴィトマンは「ブラームスはイタリアオペラが好きではなかった」「ヴェルディは評価していたが、わざわざ鑑賞することはなかった」と証言する。同時に名うての「劇場通い」だとも証言しているから、ブラームスはもっぱらドイツオペラを楽しんだと解するのが自然だ。

先に公開した「ブラームス回想録集」に出現するオペラのリストを見るとそれが裏付けられる。イタリアオペラは主役とは言い難い。

« タンホイザーの自筆スコア | トップページ | ゲノフェーファ »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: イタリアオペラ:

« タンホイザーの自筆スコア | トップページ | ゲノフェーファ »

フォト

ブラームスの辞書写真集

  • Img_0012
    はじめての自費出版作品「ブラームスの辞書」の姿を公開します。 カバーも表紙もブラウン基調にしました。 A5判、上製本、400ページの厚みをご覧ください。
2020年10月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
無料ブログはココログ