今さら無理
私がクラシック音楽に目覚めた頃、新世界交響曲の作曲者は「ドボルザーク」と呼ばれていた。書かれていたというべきか。かれこれ35年前だ。まだまだ第5交響曲とされている本にもよく出会った。
今では新世界交響曲は9番として定着しているし、作曲者はドヴォルジャークと書かれることが多くなった。外国の人名や地名は出来るだけ現地の発音に近いカタカナを当てるという原則が広く行き渡ったせいだ。
ベートーベンはベートーヴェンになったし、魔弾の射手の作曲者はヴェーバーで、ヴァーグナーはブラームスのライバルではなくてライヴァルだ。
そりゃあもう世の中コンプライアンス全盛だから、ルールとあらば守りたいのだが、どうも脳味噌がいうことを聞かない。先日新たにカテゴリーを立ち上げたドヴォルザークだ。ドヴォルジャークでは何だか別人みたいな感じがして気合が入らないのだ。お叱りは覚悟の上で「73 ドヴォルザーク」とした。今後展開する記事の中でも「ドヴォルザーク」に統一する。
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<ひふみ様
おおお。さすがにドヴォジャークは悲惨ですね。
本当は私もドボルザークにしたいくらいです。
投稿: アルトのパパ | 2009年9月12日 (土) 06時12分
黒沼ゆりこさんによると、
「ドヴォジャーク」が本当なんだそうです。
チェコ語の発音からすると。
でも日本人の長年の親しみからそれは酷だと。
そこで緩やかな妥協点として「ドヴォルジャーク」で如何でしょうかと。
私にとっては「ドヴォジャーク」でも「ドヴォルジャーク」でも同じことです。
その音楽に代わりはありませんので・・・
ただ、私の知ってるあの音楽は「ドボルザーク」なんです♪♪
投稿: ひふみ | 2009年9月12日 (土) 00時21分
<yasu@巨人様
外国の地名や人名は、一度定着してしまうと直すのが大変です。ブログの記事で一度お断りして、慣れた標記で押し通すのが楽チンです。
投稿: アルトのパパ | 2009年9月11日 (金) 19時12分
ドヴォルザーク→ドヴォルジャークへ
僕は学生ですが最近は学校でも新しい呼び方?というよりナチュラルな呼び方になってます。しかしまだ日本風のほうがしっくりきます。ですがブラームスはいつまでもブラームスですね。
投稿: yasu@巨人 | 2009年9月11日 (金) 19時03分
<魔女見習い様
ドヴォルザーク特集開始以来、コメントが鈴なりです。
ドヴォルザーク好きが多いのではないかと想像しています。
投稿: アルトのパパ | 2009年9月11日 (金) 17時44分
<てぃんぱにゃー様
マジンガーZと対決しそうですよね。ブラームスはかなり定着している上に、今後の変動も考えにくくて幸せです。
投稿: アルトのパパ | 2009年9月11日 (金) 17時42分
<よっちゃん様
ドヴォルザークで皆様との距離がいっそう縮まるといいのですが。
投稿: アルトのパパ | 2009年9月11日 (金) 17時40分
私も「ドヴォルザーク」が落ち着きます♪
ブラームスは、のだめでも「ブラームス」でしたね。
ルールが多少変わっても、ブラームスはブラームスのままのように思います。
投稿: 魔女見習い | 2009年9月11日 (金) 14時22分
ドヴォルジャーク…なんだか怪獣みたいな名前ですね(笑)
ドヴォルザークくらいがちょうどいいです。
ヴァーグナー…かぁ…ブラームスは素直で良かったです^_^;
投稿: てぃんぱにゃー | 2009年9月11日 (金) 10時10分
10年ほど前、年輩の上品なマダムと話してたら、「ピンクレデー」「キテーちゃん」て言ってらして心の距離が縮まったのを思いだしました。
投稿: よっちゃん | 2009年9月11日 (金) 08時46分