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2009年9月23日 (水)

短里と長里

中学の頃、江戸時代の1里は約4キロと教わった。

「箱根八里は馬でも越すが、越すに越されぬ大井川」という川柳とセットだったという気がする。ここでいう八里は約32kmだということだ。

高校大学と進み古代史に向き合うようになった。世に名高い邪馬台国論争だ。魏志倭人伝には女王国への道のりが方角距離を基準に説明されている。距離の単位は「里」だ。これを江戸時代よろしく「1里=4km」と解すると大変なことになる。古代の1里を基準にせなばならない。ところが古代中国では王朝によって1里の長さが変わっていたのだ。「約80m」と「約500m」だ。前者を「短里」、後者を「長里」と呼ぶ。魏志倭人伝がどちらを採用したかで約6倍の距離差が生じてしまう。

記事「15分の1」でブラームスの諸交響曲とドヴォルザークの第8交響曲への原稿料提示に15倍の開きがあると書いた。ブラームスに払われた15000マルクとドヴォルザークに提示された1000マルクだ。

この膨大な差を知って、最初に思い出したのが本日の里程論だ。ブラームスとドヴォルザーク2人の伝記に現れる通貨単位「マルク」は同じ物と考えてよいのかという疑問が湧いた。いわば「大マルク」と「小マルク」が混同されてはいまいかという危惧だ。裏を返せばそれほど15倍という格差が衝撃的だということだ。

今後、ブログ「ブラームスの辞書」では、お金にまつわる記事がしばしば現れるが、通貨単位の問題はいつも悩ましい。うかつな断定を慎みながら話を進めたい。

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