衝動買い
事前の計画無く物を買ってしまうこと。極端に小額な出費の場合には、あまり使われないと思われる。
ドヴォルザークの独奏ピアノ曲集第1巻を思わず衝動買いしてしまった。もちろん楽譜の話。いやはや世の中変わった。ドヴォルザークのピアノ曲の楽譜を買うなんて。「詩的音画」は国内の出版社から出ているのを持っていたが、とうとう全集にまで手を出してしまった。ドヴォルザーク特集のせいで脳味噌が練れて来ている感じだ。
スプラフォンから刊行されているが、製本もしっかりしていて好感が持てる。6615円の出費だ。楽譜見ながら聞くと味わいが深まる。ワルツの再現部に「Quasi Tempo I」などという、ぶっ飛びの指定を発見して、元が取れた気分になっている。
この調子だと、「詩的音画」がかぶるのを承知で第2巻を買っちまいそうだ。今からこうして悩んでいるということは、少なくとも衝動買いではないということだ。
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