モラヴィア二重唱
ドヴォルザークが1875年から1878年までにモラヴィア地方の民謡に付曲した歌集。全22曲が3つの作品番号に分かれて1879年にジムロック社から出版された。
今となっては、ドヴォルザーク作品の全体像を俯瞰する立場からはお世辞にも主要作品とは言い難い。けれどもこの歌集がブラームスの目に止まり、ジムロック社を紹介したことがドイツ音楽界の目をドヴォルザークに向けさせるキッカケになった。当時のドイツのマスコミの絶賛振りが現在に伝えられている。ドヴォルザーク側の伝記では必ず言及されるメジャーなネタだし、ブラームス側でも少し詳しい伝記にはキッチリ現れる。
ところが、チェコ語版CDとなるとレアだ。ドヴォルザークの作品解説書でもなかなか細かく言及されない。最近やっとチェコ語で歌われているCDを見つけた。テキストがチェコ語と日本語の対訳で掲載されている。
ブラームスの残した二重唱とはまた趣きが違う。懐かしくてほっとする感じ。可憐な旋律が次々と惜しげもなく披露される。民謡好きのブラームスの熱狂が伝わってくる。
<mayoneko様
ドヴォルザークでお役に立てるとは、感慨深いものがあります。
投稿: アルトのパパ | 2009年11月12日 (木) 06時34分
ありがとうございます!
おかげさまで何とか探し出せそうです♪
今やこの曲ブリリアントレーベルでしか見つからないのです・・・しかも日本語歌詞が見られるとは・・・うれしい~。
投稿: mayoneko | 2009年11月11日 (水) 22時20分
<mayoneko様
それではメモのご用意を。
ドヴォルザーク「モラヴィア二重唱曲集」
キューン混声合唱団
SUPRAPHON 33CO-2646
投稿: アルトのパパ | 2009年11月11日 (水) 19時55分
わあ~♪
私もこの曲を探していました。是非是非CDの詳細を教えてください!!
投稿: mayoneko | 2009年11月11日 (水) 11時11分