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2009年11月 8日 (日)

乙女たちの挑戦

昨日アンサンブルコンテストの地区予選があった。次女の所属するブラスバンドから4組が参加した。次女はトロンボーン四重奏での参加だ。もちろん聴きに行った。ブログ「ブラームスの辞書」好みの偶然があった。長男が週一回聴講に通う大学のホールが会場になっていた。コンテストの運営を一手に引き受けていたのは、長男の通う高校のブラスバンド部員たちだった。幸先がいい。

近隣の中学から約50組が参加しているが、トロンボーン四重奏は他に無かった。各々5分の持ち時間の中日ごろの成果を披露していた。まず大書すべきは、裏方に回った中高生たちのキビキビとした対応が何にも増して素晴らしかったことだ。会場内への誘導、受付、司会進行、楽譜イスのセッティング等々、円滑な運営への執念を感じた。

中学生たちのキビキビと意欲溢れる演奏を聴くと、つくづく残念に思うことがある。プログラムを見る限り、ブラームスの作品は無い。ドヴォルザークもだ。このアンサンブルコンテストが吹奏楽活動の一環であることが大きく係わっている。参加者の10%でいいから、意欲が弦楽器に向けられたら、さぞや素晴らしいと思う。中学生たちが目を輝かせて弾くブラームスの六重奏曲を聴きたい。アメリカ四重奏曲でもいい。

インフルエンザのせいか棄権が4組もあって、あっという間に出番がやってきた。中学生たちは思いのほか上手い。娘たちの演奏が遜色ないレベルなのかとても不安だったが、一瞬で杞憂とわかった。1番から3番のトロンボーンが和音で刻む中、4番トロンボーンの粛然としたソロ。立ち上がり一瞬で会場の空気をコントロールして見せた。響きを作ろうという明確な方向性が感じられた。各々のテクの披露ではないし、音量も問題ではない。これはアンサンブルなのだという意図が込められていたように思う。

実質4分少々の演奏を暗譜でこなしていた。楽譜は全部頭にあって、演奏中はアンサンブルに徹していた感じがした。ブレスや目配せが随所に絡む緻密なアンサンブルだ。同学年のトロンボーン吹きが4名集まって、アンサンブルコンサートに挑戦するとは得がたい経験だ。そのことがどれだけ素晴らしいかを、彼女らがとっくに判っている感じがした。このメンバーに次女が含まれていることを誇りに思う。

3番を吹く次女にもソロがあった。けれども親バカモードでそれに延々と言及することが、どれだけ野暮か、彼女らから教えられた気がする。

4人の乙女たちにブラームスと、ドヴォルザークのご加護がありますように。

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コメント

<魔女見習い様

ありがとうございます。

思わぬ形で芸術の秋を満喫しました。

素敵な偶然の中での素晴らしいコンテスト。
4人の乙女たちにブラームスと、ドヴォルザークのご加護がありますことを、私もお祈りしています。

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