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2009年11月25日 (水)

レオポルド勲章

アントニン・ドヴォルザークは、オーストリア皇帝フランツ・ヨーゼフⅠ世在位50年式典において「レオポルド勲章」を授与された。

正しくは「芸術科学名誉勲章」といい、この時点で音楽家では1889年6月6日にブラームスが受けているだけの栄誉だ。既に交響曲は9番目の新世界交響曲までもが世に出た。名高いチェロ協奏曲やアメリカ四重奏曲もしかりだ。楽壇での地位はゆるぎないものになっていた。

ブラームスの後継たる地位が皇帝から追認されたようなものだが、皮肉なことにドヴォルザークの興味はこのころ完全にオペラに絞られていた。ブラームス風の絶対音楽の分野からは完全に足を洗った状態になっていたのだ。そしてその状態は1904年に没するまで続いたのだ。1895年に完成した弦楽四重奏曲第14番を最後にブラームス風の「絶対音楽」作品が書かれていない。

ブラームス没の翌年1898年11月25日だから今から111年前の今日の出来事だ。娘オティーリエの結婚式からわずか一週間後の受賞である。

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コメント

<ひふみ様

ありがとうございます。確かに結婚記念日です。

誕生日→ブラームスの命日、命日→ドヴォルザークの結婚式の父にはかないませんが、捨てたモンではありません。

この日はアルトのパパさんの結婚記念日ですよね。
ドヴォルザークともこんなご縁で繋がっていたのですね。

先週から来週まで、土日も休みなく仕事してまして、
疲れ果てて、3日遅れのコメントで申し訳ありません・・・

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