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2009年11月30日 (月)

周辺市場

根幹となる商品をバラエティー化してさらなるニーズの掘り起こしをするのは、マーケティングの常套手段だ。根幹となる商品の市場が大きいほど、周辺市場もバカにならない。iPodやゲーム機の周辺には、無視し得ぬアクセサリーの市場が存在すること周知の通りである。

モラヴィア二重唱は、案の定「欧州の紙価」を高め当時のジムロック社の根幹商品となった。家庭におけるアンサンブルの習慣が、その市場を下支えした。日本では家庭でのアンサンブルの習慣よりも学校の部活動の方が盛んだが、当時の欧州における家庭アンサンブルは、各出版社にとっての戦場だったとみていい。

モラヴィア二重唱はソプラノとアルトとピアノのために書かれている。編成を少々いじってやれば、さらなる売上げが見込める。ジムロックの考えそうなことだ。実際にモラヴィア二重唱の中の2番、3番、6番、10番、13番の計5曲が、アカペラの女声合唱用に編曲されている。1880年3月18日から2日間で完成されたことになっている。作品番号は無くブルクハウザー番号107がポッツリと付与されているに過ぎない。

先般買い求めたブリリアント社製の3枚組全集に、この5曲がキッチリ収められている。本当にこの全集はありがたい。ワールドシリーズで4打数3安打1本塁打6打点くらいな価値がある。

聴いてみる。

もはや二重唱というタイトルは適切ではない。声部が時には4声部にもなる。アカペラになっているから、ピアノが受け持っていた和声の拡充にも声部が割かれている。オリジナルには無かった音の動きも時々聞こえて来る。何故5曲しか編曲しなかったのか、理解に苦しむ。同じノリで13曲全部編曲してくれていたら、どれだけ楽しいことか。

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