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2009年11月23日 (月)

平均律ブラヴィーア曲集

バッハはクラヴィーアの鍵盤上の12種類の音全てについて、長短合計24の調で前奏曲とフーガを作曲した。世に名高い「平均律クラヴィーア曲集」である。1巻24曲で飽きたらずにもう一組2巻24曲も残している。ブラームスは、そういう事を試みていないが、私がipod上で架空の曲集を作ってみた。24全ての調についてピアノ独奏用小品を集めた曲集である。

名付けて「平均律ブラヴィーア曲集」だ。

  1. ハ長調 インテルメッツォop119-3 <ルドルフ・ゼルキン>軽妙にして洒脱。インテルメッツォというタイトルが不思議な程である。
  2. ハ短調 ピアノソナタ第1番op1より第2楽章。<ラルス・フォークト>苦し紛れだ。実はピアノ小品にハ短調のものがないのだ。いきなり2曲目のハ短調で頓挫するかと思った。
  3. 嬰ハ長調 ワルツop39-6 <ミハイル・ルディ>シャープ7個のオタクな調だ。バッハの曲集でもシャープを大量に動員する長調は、アッケラカンとした曲調が多い。このワルツもそれに負けていない。
  4. 嬰ハ短調 インテルメッツォop117-3。<ウイルヘルム・ケンプ>op76-5カプリチオとどちらにするか迷った。
  5. ニ長調 バラードop10-2 <クラウディオ・アラウ>冒頭いきなり「Fis-A-Fis」のブラームス節である。意外とニ長調は層が薄い。
  6. ニ短調 シャコンヌ <デトレフ・クラウス>右腕を脱臼したクララ・シューマンに捧げられた。単なる編曲ではあるが、バッハ作曲ブラームス編曲という点がことさら重要。
  7. 変ホ長調 インテルメッツォop117-1 <ワルター・クリーン>人呼んで「苦悩の子守歌」。これは絶対にはずせない。
  8. 変ホ短調 インテルメッツォop118-6 <ラドゥ・ルプー>スケルツォop4とどちらにするか迷った。
  9. ホ長調 インテルメッツォp116-6 <エリザベート・レオンスカヤ>冒頭の「H-His」のチャーミングな衝突が決め手。
  10. ホ短調 インテルメッツォop119-2 <ゲルハルト・オピッツ>これまたインテルメッツォop116-5と迷った。
  11. ヘ長調 前奏曲op122-8「一輪のバラが咲いて」 <リディア・アルティミウ>最晩年のオルガンコラールから掟破りの採用だ。
  12. ヘ短調 インテルメッツォop118-4。<エレーネ・グリモー>ソナタ第3番の調なのに小品は品薄気味だ。
  13. 嬰ヘ長調 シューマンの主題による変奏曲op9より第14変奏。<フリードリヒ・ウイルヘルム・シュヌア>苦し紛れ。嬰へ長調のピアノ曲は無いのだ。
  14. 嬰ヘ短調 カプリチオop76-1。<ゲンリヒ・ネイガウス>何かとクララに因縁のある調には、ピッタリの作品。
  15. ト長調 ワルツop39-10。<エフゲニー・ザラフィアンツ>意外なことにト長調のピアノ独奏曲はこれだけ。
  16. ト短調 ラプソディop79-2 <イーヴォ・ポゴレリチ> 激戦のロ短調選挙区で1番のラプソディーは落選の憂き目を見たが、ト短調は無風選挙区であった。 
  17. 変イ長調 ワルツop39-15 <ヴァン・クライバーン>「ブラームスのワルツ」として有名。原曲の連弾用はイ長調だったが、本人が独奏用に編曲した際に半音低く移調した。
  18. 嬰ト短調 ワルツop39-14 <ブル-ノ・レオナルド・ゲルバー>これも連弾用の原曲はイ短調。自ら半音下げて独奏用としたもの。
  19. イ長調 インテルメッツォop118-2 <ペーター・レーゼル>至高のインテルメッツォだ。これは落とせぬ。
  20. イ短調 インテルメッツォop76-7 <エフゲニー・キーシン>いろいろと候補は多いが独断で。
  21. 変ロ長調 ヘンデルの主題による変奏曲op24よりフーガ。<ジュリアス・カッチェン>これまた候補が多い中、ひとつくらいはフーガを入れたいという意味で無理目の採用。
  22. 変ロ短調 インテルメッツォop117-2 <グレン・グールド>これも絶対に落とせない。
  23. ロ長調 バラードop10-4。<アルフレート・ブレンデル> ワルツop39-1と迷った。
  24. ロ短調 カプリチオop76-2 <アルトゥール・ルービンシュタイン>「灰色の真珠」op119-1を僅差で退けての決定だ。

昨日到来した「バッハの日」記念企画である。  

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コメント

<yoppy様

ピアノ小品については、ハ短調日照りでございます。
室内楽にはハ短調もありますし、ブラ1もハ短調ですから、意外です。
一般的にはあんまり言及されていないような気がします。

ハ短調がないって、ちょっと驚きです。
とても重要なことのような。
バッハ・モーツァルトからベートーベンへ、ハ短調の扱われ方が違うことが重要だと思うのですが、ブラームスはあえて、あまり書いていないんですねぇ。

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