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2009年11月21日 (土)

意味不明

またまたモラヴィア二重唱の話だ。

1878年にブラームスがジムロックに宛てて、モラヴィア二重唱の出版を奨める手紙を書いたことは既に述べた。音楽之友社刊行の「作曲家◎人と作品シリーズ」のドヴォルザーク67ページに和訳されている。ブラームスはその中で、ドヴォルザークが最近モラヴィア民謡をテキストにしたソプラノの二重唱を10曲贈ってくれたと述べている。

一般にモラヴィア二重唱は以下の作品群を指す。

  1. op20 ソプラノとテノール用 4曲
  2. op32 ソプラノとアルト用 13曲
  3. op38 ソプラノとアルト用 4曲
  4. B118 ソプラノとアルト用 1曲

そもそもブラームスはソプラノ二重唱と言っているから、これを鵜呑みにするなら全部ダメだ。B118だけが年代が合わない他は、年代的には全部条件を満たす。ブラームスがいう10曲とはどの10曲なのだろう。手掛かりが無い。

さらに謎。op32は全部で13曲とされ、狭い意味ではこれがモラヴィア二重唱とされている。解説書でもこの13曲にしか言及していないケースも多い。この13曲は作曲年代別に2分されB60とB62という別番号が付与されている。B60が5曲で、B62が9曲だ。これが一つにまとめられてop32として出版されたのだ。元々14曲だったものが出版に際して1曲削れられてしまったというわけだ。

削除の憂き目にあった「兵士の生活」op32-14は、解説書では素通りされている。CDでも収録されていないことが多い。ところが、先般手に入れたブリリアント社製の3枚組の全集には、これがキッチリ収録されている。買い求める際に真っ先に確認したのがop32の曲数。op32が14曲あることが判って、小躍りした。

帰宅するなりop32-14「兵士の生活」を聴いた。

意味不明とはこのことだ。出版に際してこの曲だけがカットされた意味が全く判らない。他の13曲に比して劣っているどころか、旋律として一番素晴らしいと感じた。理由の説明は不可能だが、今モラヴィア二重唱の中で最も気に入っている

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