世界初録音
難解だ。先般からしきりに話題にしているブリリアントのドヴォルザーク重唱合唱曲全集には、「Premiere recording」の文字が以下の通りいたるところに躍っている。ほぼ「世界初録音」と見て良かろう。
- 子供の歌 作品番号もブルクハウザー番号もついていない
- ロシアの歌 全15曲 B603
- モラヴィア二重唱女声合唱版全5曲 B107
- 新世界交響曲第2楽章 アカペラ合唱版
世界初と断言する以上、相当な自信があるのだと思う。CD記載の録音データによれば2005年12月現在、世界中で一度も録音されたことが無いという意味だと解するのが自然だ。
このCDの場合、ネット上や店頭で情報収集した限りでは、相当なレアな内容だと判るから「世界初」という称号にも説得力がある。
どうやって調べたのだろう。「当社で調べた限りではまだどこも録音していないと思われます」程度では、世界初録音と断言するのは危険だと思う。その場合はカッコ書きで「当社調べ」とでも添えておいてもらえるとチャーミングだ。世界初録音を集中管理している国際機関でもあるといいのだが。
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