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2009年12月26日 (土)

サンタの独り言

昨日の記事「平均律ドボヴィーア曲集」の裏側だ。「ドヴォヴィーア曲集」では、何となく収まりが悪いので「ドヴィーア曲集」にした。11月23日の記事「平均律ブラヴィーア曲集」は、せっかくのバッハの日がドヴォルザークネタの奔流の呑み込まれないための措置だった。まさにその通りなのだが、実は本日の記事の伏線にもなっているという錯綜振りがブラームスっぽいと思う。

先に公開した「平均律ブラヴィーア曲集」と同じコンセプトで作った。このところすっかりドヴォルザークにはまっているから、とても楽しい作業だった。もちろんそのままiPodのプレイリストにして楽しんでいる。

作成の過程で感じたことをいくつか。

  1. ブラームスは、ソナタの楽章や変奏曲の単一変奏まで持ち出して全24の調性を完全に網羅できたが、ドヴォルザークはヘ短調が空白になった。ヘ短調は連弾曲や変奏曲の中にも存在しない。ピアノソナタが無いからこちらもあてにならない。ピアノ三重奏曲に美しいヘ短調があるが、ピアノ独奏曲ではお手上げだ。
  2. もう一つブラームスとの比較。ブラームスの場合、我が家所有のCDで全24曲の1曲1曲を別々のピアニストで取り上げるというパズルを楽しむことが出来たが、ドヴォルザークのピアノ曲は録音しているピアニストが少なくて、どうにもならなかった。何のかんの言いながらブラームスのピアノ曲は人気があるのだ。
  3. 小品得意のドヴォルザークにはピッタリの企画だ。シューマンやショパンで誰か作ってはくれまいか。シューマンやショパンでやらずにドヴォルザークでやるところが、天邪鬼な私らしい。
  4. ドヴォルザーク最高のピアノ曲集「詩的音画」全13曲から8曲を採用した。一連の作業を通じて、この曲集が何故ドヴォルザークピアノ曲中最高の評価なのか解った。
  5. 嬰ヘ長調あるいは変ト長調は、ブラームスの場合ピンチで、シューマンの主題による変奏曲から単一変奏を持ち出してごまかした。一方ドヴォルザークは「ユーモレスク」として名高い変ト長調があった。ほぼこれに決まりと思っていたら、没後に出版されたフモレスケに嬰ヘ長調があった。迷いに迷ったがこちらを採用した。あまりに可憐だ。
  6. 同様にブラームスでも品薄だった嬰ト短調が、たった1曲しかなかった。あまり好きな曲ではなく、困ったていたら、変イ短調にお気に入りがあって事なきを得た。フラット7個の短調なんぞなかなかお目にかかれる物ではあるまい。
  7. ホ長調には牧歌op56-4を選んだが、実はポルカop3も相当カッコいい。ニューイヤーコンサートで演奏されたらすんなり入ってきかねない。
  8. 選考が紛糾したのはト短調だ。即興曲op52-1と、エクローグop52-4に加えてカプリチオB188-2も加わった三つ巴の混戦だった。最終的にエクローグを残したが断腸の選択だった。こういう気持ちを味わえること自体がドヴォルザークを気に入った証拠だと思う。
  9. シャープやフラットてんこ盛りの調が意外と候補曲が多いのに対し、ニ長調やハ長調が品薄で面食らった。
  10. 現実にこのままのプログラムでリサイタルをしたら面白いと思う。

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コメント

<きわ様

ありがとうございます。私の脳味噌は既にドヴォルザーク補正がかかっていますから、鵜呑みは厳禁ですが、お気に召していただけたとすれば光栄です。

記事を読んで、
ほう、「詩的音画」ってそんなに評価が高いのか、じゃあ聞いてみよう
と思って聞いてみたんですが、
良いですねこれ!(*^m^)

いろんな面があっておもしろいし、
なんか、すぅっと曲の中に入っていける感じです。

良い曲 教えていただいてありがとうございます。

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