堰き止めの効果
ドヴォルザークイヤーもちょうど3ヶ月を経過した。第1クォーターが終わった感じである。あと9ヶ月続く大型企画だ。記事を貯め始めたのは2008年初頭からだ。2008年7月には大型企画を実施しようと決めた。お誕生日の9月8日が一つのキッカケになると考えたが、2008年9月からの立ち上げは諦めた。ネタの掘り下げが満足出来る水準に達しなかったからだ。潔く延期して急遽「地名辞書」「地名探検」を展開した。
大型企画の実施を決定して以降、ドヴォルザークに関連する記事の公開を凍結した。これが「堰き止め」だ。ドヴォルザーク系記事をイベント開催期間中に集中するためだ。イベントの構想がまとまると一番最初にすることがある。過去に公開済みの記事の中に、イベント関連の記事があるかどうかのチェックだ。この時点で過去の記事に無視し得ぬ量のドヴォルザークネタが見つかってしまうとイベントの集中力が落ちてしまう。幸いドヴォルザークは、優秀だった。過去にほとんど語られていない。
オペラもほぼ同時期に思いついたが、たった一つ2006年4月13日の記事「オペラを書かぬわけ」が該当した。あの当時はカテゴリー「オペラ」の開設なんぞ夢にも思っていなかった。堰き止め中は気持ちが研ぎ澄まされる。アンテナが高まってそれ系統のネタへの感度が高まるのだ。だからドヴォルザークもオペラも、大カテゴリーになって、イベントの主役を張ることが出来た。
今堰き止め中のネタが7つある。どれも最低2ヶ月程度のイベントにはなると思われる。来年秋にドヴォルザークが一段落した後のための種まきだ。
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