やっぱり買っちまった
2009年10月12日にドヴォルザークの独奏ピアノ曲集を衝動買いしたと書いた。懸念された通り「詩的音画」op85が被るのも顧みずやっぱり第2巻を買ってしまった。5000円少々の出費だ。譜例付きの目次が重宝だ。
元々より深く作品に親しむには楽譜を参照したい方だ。もちろん私はピアノが弾けないが、単に曲を聴いているだけより数段面白い。いわゆる楽譜の景色を楽しむのだ。
- 用語の分布
- アーティキュレーション付与の癖
- ダイナミクスの分布
- 調号と実際に鳴る調の不整合
- 転調の詳細
- 隠された音形
- 思いも寄らぬヘミオラ
聴くのと見るのとでは大違いというのはブラームスではお約束だから、ドヴォルザークも怖い物見たさが頭をもたげる。これでまた当分退屈しない。
2ヶ月以上迷っていたから、衝動買いとは言えまい。
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