第3交響曲初演
1883年12月2日、ウィーンでブラームスの交響曲第3番が初演された。ハンス・リヒター指揮のウィーンフィルだ。いろいろあったがひとまず大成功という評価である。
この演奏会にドヴォルザークが立ち会っていた。尊敬するブラームスの3つめの交響曲初演に立ち会ったのだ。既にブラームス本人からピアノで聴かされていたが、実演を聴いていたく感動したと伝えられている。多くの学者が、このことがドヴォルザークの第7交響曲にインスピレーションを与えたと指摘している。
そういう理由を推定せずとも、ドヴォルザークが立ち会うには十分な理由があった。この同じ演奏会で、ドヴォルザーク自身のヴァイオリン協奏曲イ短調が演奏されていたのだ。プラハでこの年の10月14日に初演されたばかりの新作で、もちろんこれはウィーン初演である。
2人はきっと貴賓席で並んで聴いたに違いない。
<魔女見習い様
はい。いったいチケットはだったのでしょう。
投稿: アルトのパパ | 2009年12月 3日 (木) 05時01分
豪華ですね~☆
一番後ろの席でも良いので、聴いてみたい♪
投稿: 魔女見習い | 2009年12月 2日 (水) 23時44分