第2次カテゴリー改訂を終えて
昨年12月31日の記事「竣工式」で、第2次カテゴリー改訂がひとまず決着した。「ひとまず」と申し上げるのは意味がある。とても完了とは申し上げられない。今後も気が付く度に修正を施して行くことにする。
そうした細かい修正は棚上げとするならば、概ね当初の意図通りの成果を得ることが出来た。作業の記憶が生々しいうちに今後の課題を整理しておくことにする。
<カテゴリー「001 用語解説」>
- 何でも有りになっていたカテゴリーを整理出来たが、一つだけ手つかずがある。それは「001 用語解説」だ。ある意味では、納得ずくの放置である。ブログ「ブラームスの辞書」という具合に「辞書」を名乗る以上、いかにも辞書然とした記事は必須と考えている。ここには音楽用語にとどまらず一般の単語から語句まで、意味を解説する体裁をとりながら、ブラームスにこじつけているネタを収納している。このカテゴリーは4日以上の間隔が空かないよう配慮しているところだ。つまり「ブラームスの辞書」の表看板という位置づけだ。
- さすがにこのカテゴリーに収容された記事の本数は多い。同時にこのカテゴリーだけしか与えられていない記事は存在しない。必ず何か別のカテゴリーも付与されている。
- 並び方は公開順だし、内容は多岐にわたるから、このカテゴリーはあまりインデックスの役に立ってはいない。
- このままの体制を維持するとしたら、このカテゴリーには最終的には数千本が収容されることになる。
- 将来「001 用語解説」の細分化を予測している。だから「001 用語解説」の次のカテゴリー「空席状況」には「50番」を与えて、用語解説カテゴリーに拡大のスペースを確保している。
<カテゴリー定義の維持>
- 今回の再定義で「171 ピアノ」と「201 ピアノ曲」を区別した。前者は「楽器またはパートとしてのピアノ」で、後者は「ピアノ作品」だ。従来は「ピアノ」というカテゴリーに雑多に放り込まれていた。それを厳密にしたということだ。
- このように各カテゴリーには、記事収容にあたっての定義が存在するが、時間の経過とともに管理人自身がこの定義を忘れてしまう。カテゴリーの性格が曖昧になって行くのだ。将来10000本の管理をするには大変不安である。
<カテゴリー改訂の手間>
- 前回の改訂時、公開済みの記事はまだ600本前後だった。未公開の記事を入れても1000本に届くかどうかである。
- 今日現在1750本で、備蓄記事がほぼ1123本、合計3000に近い記事がある。一新された定義に従ってカテゴリーを再配置する手間は、単純に考えて前回の3倍だ。
- たとえば3年後に改訂を実施するとなるとおそらく最低5000本の記事が対象になる。パソコンの力を借りるにしても、時間がかかる。
- 改訂作業の間、ネタ思い付きのペースが明らかに落ちることが今回判明した。バカにならない課題である。
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