ドヴォルザークいろはカルタ
今度ばかりは展開を読まれたかもしれない。クイズにしていたら的中者続出だろう。昨年9月からドヴォルザークイヤーと銘打ってドヴォルザークネタを集中して発信している。その最中に正月が訪れたのだからドヴォルザークネタだけに的を絞ったカルタというのは最早必然だ。
2007年1月1日に公開した「ブラームスいろはカルタ」と同じノリで「ドヴォルザークいろはカルタ」を作った。下記のルールも前回と同じだ。
- 原則として五七五の俳句調とした。
- 「アントニン」「ドヴォルザーク」という言葉を使わない。
- イ 勢いで肉屋にされるとこだった
- ロ ロスタイム何とかオペラで目立ちたい
- ハ ハイアワサここからネタを2つ3つ
- バ バッハより先にカルタを書くなんて
- パ パッと聴きゃアメリカに似たエクローグ
- ニ 2度下の調に行きたい癖がある
- ホ 本当はフラット6個のフモレスケ
- ボ 墓地で鳴く野鳩の声に切り裂かれ
- ポ ポッと出たスラブ舞曲が大ヒット
- ヘ 変ですか妻に家計簿つけさせて
- べ 別荘はプラハの西南40マイル
- ペ ペットには鳩を飼いたい作曲家
- ト 遠き山陽は落ちて行く2楽章
- ド 同名のモールにいつも行きたがる
- チ チェロ様がすっかり霞むホルンソロ
- リ 律儀にも2度もオペラを書き直す
- ヌ ぬかるなとばかりに大西洋渡る
- ル ルサルカでどうにかオペラ世に残り
- ワ 若い頃ワグネリアンになりかけた
- カ カデンツァを入れちゃならぬと釘を刺す
- ガ がんばって明日持って来い愛の詩
- ヨ ヨアヒムに放っておかれたコンチェルト
- タ 短調の第7音をそっと下げ
- ダ ダメ元の応募で奨学金貰う
- レ レオポルド勲章ゲットまだ2人
- ソ それなりの生徒以外はダメを出し
- ゾ ぞっとする話が多い交響詩
- ツ 追悼にチェロコンチェルト振ってみる
- ネ 値切られてさっさとノヴェロに乗り換えた
- ナ 名前刷るスペル一つで大げんか
- ラ 楽々と旋律だけは湧いて出る
- ム 婿殿に駅まで車番見に行かせ
- ウ ウィーンに向かう車内で曲書いた
- ヴ ヴィオラ好きならば師匠に負けてない
- ノ 逃れ来て歌滔々とスピルヴィル
- オ オティーリエ血筋を今に継ぐ娘
- ク 屑籠のメロディだけで曲になる
- グ ググってもネラホセヴェスが見当たらぬ
- ヤ やや病気ホームシックが隠せない
- マ マーラーが英雄の歌初演する
- ケ 煙たがり奥様タバコ大嫌い
- ゲ 弦セレをたった10日で書く頭
- フ 風呂抜きの音階で書く終楽章
- ブ 舞曲だけ異例のトリオ6楽章
- プ プラハ市のジトナー通り10番地
- コ 国葬をやってもらえる作曲家
- ゴ ごちゃごちゃをブルクハウザー整理する
- エ 英国に9回行ったことがある
- テ 鉄っちゃんと呼んでもらえて本望だ
- デ 田園と言われて見ればヘ長調
- ア アメリカの汽車がホントは見たかった
- サ 催促は小品ばかりジムロック
- ザ 残念だクラ5が実は破棄された
- キ 9曲で止める気だからホ短調
- ギ 銀婚の祝いに娘花を添え
- ユ 夢じゃない4カ国語を操った
- メ 名誉職だけども僕は貴族院
- ミ 見渡せどピアノソナタを書いてない
- シ 審査する側にとうとう上り詰め
- ジ ジムロック金の話はしたくない
- ヒ ひっそりと師匠に贈るニ短調
- ビ びっくりなアメリカ行きの契約金
- ピ ピアノよりヴィオラがオレに向いている
- モ モラヴィアの歌で世に出た出世した
- セ セレナーデモーツアルトにあやかった
- ゼ 全部やる機関車が手に入るなら
- ス スメタナのあれを初演で弾くなんて
- ズ ズロニツェの鐘の記憶でシンフォニー
あけましておめでとうございます。
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