ブラームス神社

  • 道中安全祈願

おみくじ

  • テンプレート改訂しました

独逸日記

  • ドイツ鉄道博物館のおみやげ
    2012年3月28日から4月4日まで、次女の高校オケのドイツ公演を長男と追いかけた珍道中の記録。厳選写真で振り返る。

ビアライゼ

  • Schlenkerla
    自分で買い求めて賞味したビールの写真。ドイツとオーストリアの製品だけを厳選して掲載する。

カテゴリー

« 鍔ぜり合い | トップページ | カルタのノミネート »

2010年1月 5日 (火)

作曲家理解指南

特定の作曲家について理解を手っ取り早く深めたい人々のために秘伝を公開する。

<平均律曲集を作る>同一作曲家の特定ジャンルの作品を長短24全ての調で集める企画だ。「平均律ブラヴィーア曲集」や「平均律ドボヴィーア曲集」で試みた他、古くは「平均律歌曲集」などという奇抜な企画もあった。ヴァリエーションとしては交響曲、室内楽、ソナタの楽章、あるいはオペラのアリアでも制作可能だ。

  1. 用意する物 作曲家作品目録、CD、楽譜、根気、ヒマ。iPodあると便利。
  2. 作り方 作品目録を見て調性ごとに作品を分類する。CDをひたすら聴く。調性毎に一番のお気に入りを決定する。記譜上の調号だけでなく、実際に鳴る調も考慮する。あまり空白の調が多かったら諦める。

<カルタを作る>作曲家の伝記的事項や、作品の特徴などを織り込んだカルタ。すでにブラームスドヴォルザークで実施した。

  1. 用意する物 作曲家作品目録、CD、楽譜、伝記等出来るだけ多くの関連書物、根気、ヒマ。 エクセルがあると便利。出来れば絵心も欲しいところだ。
  2. 作り方 作曲家の生涯や作品でこれはと思ったことを100程度抽出する。五七五の俳句調に納めてみる。歌い出しの音順に羅列する。

ブラームスについて「平均律ブラヴィーア曲集」や「カルタ」を作った後、ここ最近ドヴォルザークでやってみたがドヴォルザークへの理解が急速に深まった。特にけしてメジャーとは言えないドヴォルザークのピアノ作品への傾斜が決定的になった。時間にして一週間程度で、見違える程の効果がある。おそらく今、私はご近所でもっともドヴォルザークのピアノ曲に詳しいオヤジである。(当社調べ)

難を申せば書籍、楽譜、CDを集めるのには相応のお金がかかる。図書館を上手に利用したいところだ。たとえば今年メモリアルイヤーのショパンやシューマンで作って、ブログ等で公開された方がいたら、是非ご一報いただきたいものだ。

« 鍔ぜり合い | トップページ | カルタのノミネート »

コメント

<魔女見習い様

ショパンかシューマンで作ったら是非ご一方下さい。

すごい秘伝を公開していただきました!
用意する物が不十分でも、根気とヒマを最大限に活用すれば、カルタは作れるかもしれません♪
でも私の場合、まず、ヤル気を用意しなければならないようです。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 作曲家理解指南:

« 鍔ぜり合い | トップページ | カルタのノミネート »

フォト

ブラームスの辞書写真集

  • Img_0012
    はじめての自費出版作品「ブラームスの辞書」の姿を公開します。 カバーも表紙もブラウン基調にしました。 A5判、上製本、400ページの厚みをご覧ください。
2023年9月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
無料ブログはココログ