鍔ぜり合い
チャンバラ用語。刀の持つところと刃をセパレートする部品が鍔である。お互いが刀を用いたパーソナルな戦闘において、甲乙付けがたい拮抗した勝負のことを「鍔ぜり合い」という。お互いの鍔と鍔が当たる様子を念頭に置いた表現だ。
ここ最近の記事の備蓄がまさにそんな感じだった。
昨年10月16日に記事の備蓄が千本に達したことを喜んだ。当時の勢いからすれば丸3年分の備蓄1095本への到達は時間の問題と思われた。ところが11月に始まった第2次カテゴリー改訂のおかげで、パッタリと記事を思いつかなくなった。過去記事に新カテゴリーを付与する作業が、ことのほか難儀だったせいだ。新カテゴリーの付与は出来るだけ一気に終えてしまうのが理想だから、脇見も振らずに取り組んだ反動で、ネタが思いつけなかったということだ。
毎日1本思いついて備蓄数を維持するのがやっとという状態が1ヶ月続いた。お互いに有効打を放てない、じりじりとした展開はまさに鍔ぜり合いだ。
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