イタリア旅行
ブラームスはイタリア好きだった。生涯で8回イタリア旅行を企てている。
- 第1回 1878年4月9日出発
- 第2回 1881年3月25日出発
- 第3回 1882年9月8日出発
- 第4回 1884年5月8日出発
- 第5回 1887年4月27日出発
- 第6回 1888年5月6日出発
- 第7回 1890年4月3日出発
- 第8回 1894年4月14日出発
すぐに気付くことがある、1882年の第3回を除けば、全て春先の出発である。帰りはウィーンに戻らずそのまま夏の避暑地ということも多かった。ブラームスは夏に避暑地で作曲するのが常だった。イタリア旅行明けの夏が生涯で7回もあったのだから、イタリア旅行直後の作品はかなり存在することになる。
このうち第6回目は誕生日をイタリアで迎えたことが確実だ。
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お返事誠に有難うございました。実は前回2月15日に投稿依頼、まさかお返事を頂けるなど思ってもおらず、本日1か月半ぶりに貴サイトにて小生の名前を見つけ、恐縮致している次第です。
実は来年の夏、ブラームスに関係した土地・建物etcを1~2か月程でリューゲン島からトゥーン湖までレンタカーで廻ることを計画しており、調査をしております。まず第一の関門がブラームスの「回想録」はあっても、日本語による正確な「伝記」がみつからないことです。もしご推薦いただけるものあればお教えいただきたく、よろしくお願いいたします。
丸橋 英夫 71歳 リタイヤー ハンブルクに4年駐在経験あり 船橋市在住
投稿: HIDEO MARUHASHI | 2019年4月 2日 (火) 05時57分
丸橋 英夫さま
いらっしゃいませ。
いやはや、客観的な裏付けも取らずに記事を書いていることが丸見えでございます。
お見通しの通り本も、ブログも、思いのたけを書き留める備忘機能に重心を置き、学問的厳密さは犠牲になっている点、ご理解くださいませ。
投稿: アルトのパパ | 2019年2月15日 (金) 23時12分
先般船橋図書館で貴著書「ブラームスの辞書」を拝見しました。素晴らしい本ですね。驚きました。貴殿がこよなくブラームスを愛されていることがよくわかりました。
ところでこの記事ですがブラームスのイタリア旅行は8回となっていますね。しかし「ブラームス」(三宅幸夫著 新潮文庫)では9回となっており、その違いは1889年にも訪問、となっていることです。どちらが正しいかお教えください。
また1886-188年の夏の滞在地はトゥーン湖畔となっている本が多いのですが何かの本にはホーフシュテッテンと書いてあり、これ調べてみるとHofstetten bei Brienzという街のようすで、これはトゥーン湖でなく隣のブリーエンズ湖畔でした。どちらが正しいのかご存知でしたら教えてください。 rgds
投稿: 丸橋 英夫 | 2019年2月15日 (金) 14時06分