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2010年3月29日 (月)

スケルツォマーカー

カバー率4割少々ながら、仮設ドボダスが一応の完成を見た。これよりドヴォルザークの発想用語について若干の考察を試みる。

まずは「Molto vivace」だ。この語句は「ブラームスの辞書」には載っていない。つまりブラームスは使っていないということだ。先頃完成した4割ドボダスで抽出するとドヴォルザークは「Molto vivace」を9回も使っている。ブラームスの使用ゼロに対してカバー率4割の段階で9回の使用が確認出来るということは、ドヴォルザークの特質である可能性が高い。

  1. スラブ舞曲第9番ロ長調B147-1
  2. ピアノ五重奏曲イ長調B155第3楽章
  3. 交響曲第9番ホ長調「新世界より」B178第3楽章
  4. 弦楽四重奏曲第12番ヘ長調「アメリカ」B179第3楽章
  5. ヴァイオリンとピアノのためのソナティーナB183第3楽章
  6. 組曲イ長調B184第2曲中間部
  7. 弦楽四重奏曲第13番ト長調B192第3楽章
  8. 弦楽四重奏曲第14番変イ長調B193第2楽章
  9. 交響詩「野鳩」B198第3部

上記の通りだ。この分布は興味深い。

  • 創作史的に申せば1886年以降に集中する。後期ソナタの有名どころ全てに顔を出す。
  • 高速3拍子に集中する。2拍子は上記1番だけだ。
  • 多楽章作品に現れる時は全て舞曲楽章だ。交響詩「野鳩」の第3部も実質スケルツォである。

「Molto vivace」と言えばショパン愛好家なら「子犬のワルツ」を思い浮かべる方も多いと思うが、私は独自にドヴォルザークのスケルツォマーカーと認定したい。本腰を入れて突き詰めようと思うと最早「ブラームスの辞書」ではなくなってしまう。

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