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2010年4月 7日 (水)

葬列を辿る

音楽之友社刊行、日本ブラームス協会編「ブラームスの実像」の最終章には、1897年4月6日に執り行われたブラームスの葬儀の様子が詳しく書かれている。葬儀の翌日4月7日付けの新聞記事の和訳だ。

カールスガッセ4番地の自宅から、楽友協会を経て福音協会ABにて葬儀。さらに中央墓地へ埋葬されるまでの経路が詳しく書かれている。それを元に現在のウィーンの地図上で葬列が辿ったコースを再現してみる。

  1. カールスガッセ4番地 Karlsgasse 6日14時30分出発予定。事前の告知より実際の出発が遅れた可能性もある。
  2. テヒニカーシュトラーセ Techniker strasse
  3. シュヴァルツェンベルガー橋 Scwarzenberger 現存しない。
  4. ロートリンガーシュトラーセ Lothringer strasse
  5. 楽友協会 Musikverein 15時着だ。事前告知では、福音協会ABでの葬儀開始が15時とされているから、少々遅れ気味だ。
  6. オペラ座前 Oper
  7. オーペルンガッセ Opern gasse
  8. アルブレヒト広場 Albrecht plazz
  9. テゲットホフシュトラーセ Tegetthof strasse
  10. プランケンガッセ Planken gasse
  11. ドロテアガッセ Dorotheer Gasse
  12. 福音協会AB 葬儀
  13. アウグスティーナー教会前 Augustiener Kirche
  14. ロブコヴィッツ広場 Lobkowitz Plazz
  15. オーペルンガッセ Opern Gasse さっきも通った。
  16. リンクシュトラーセ Ring Strasse
  17. シュヴァルツェンベルグ橋 Scwarzenberger さっきも通った。現存しない。 
  18. レンヴェク Rennweg
  19. 中央墓地 区画番号26に埋葬された。

ドヴォルザークは、上記1番カールスガッセの自宅に集まった人々の中に記載されている。そして上記19番中央墓地での埋葬にも立ち会ったとも書かれているから、上記全行程を徒歩で踏破したことは確実だ。およそ11Kmの道のりである。

ありがとうドヴォルザーク。

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