2人を映す鏡
お気づきの方も多いと思う。昨年9月8日に立ち上げたドヴォルザーク特集は、9月22日の記事「15分の1」をキッカケに、ジムロックに関連する記事を意図的に連ねた。同時に、音楽家の伝記ではあまり大書されることの少ない「お金」にまつわるネタも平行して配置した。
ジムロックがドヴォルザークの伝記における言及回数上位を占めることは昨日の記事「登場人物」で申し上げたばかりだ。昨年10月15日の記事「出版社との折り合い」でジムロックとブラームスの蜜月関係に言及した。
つまりジムロックは、私が現在追い求めているブラームスとドヴォルザーク双方に浅からぬ関係がある人物だということだ。
ジムロックという人物は音楽の素養もある、優秀な経営者である。その姿をブラームス、ドヴォルザークの双方から浮き彫りにしてきたつもりだ。それに成功すれば、きっとブラームスをより深く知ることが出来ると信じる立場だ。
間接照明の光源として、ジムロックはとても優秀だと感じる。
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