ドヴォルザーク忌
5月1日はドヴォルザークの命日だ。プラハで没した。
彼は1841年9月8日の生まれ。つまり9月生まれ5月没だ。これはブラームスの大好きなクララと同じだ。
ドヴォルザークの没年は1904年なのだと思うが、国内屈指のメジャーな音楽系出版社から刊行されている作品解説集の冒頭、生涯編においてドヴォルザークの没年を1903年としている。これだけなら単なるミスかとも思うのだが、わざわざ「日露戦争の前年」と付記しているから、単純な誤植ではない。
複数の資料をあたればすぐにわかるのだが、この本一冊で試験前の調べ物をしていると、痛い目を見ることもありそうだ。
<ken様
いらっしゃいませ。
貴重な情報をありがとうございます。そりゃあやっぱり1904年ですよね。
日露戦争は、我々日本人が思っている以上に欧州での注目度が高かったのではないかと感じます。
投稿: アルトのパパ | 2010年5月 1日 (土) 20時59分
こんにちは。
ドヴォルザークの生没年は墓碑に刻まれているようです。
http://www.worldisround.com/articles/310485/photo72.html
どうして「日露戦争の前年」という間違いが生じたのかわかりませんが、日露戦争を舞台にした映画『日本海大海戦 海行かば』には、戦艦三笠の甲板で軍楽隊が「新世界」の第2楽章を演奏する場面があります。
http://www.youtube.com/watch?v=b7UBmNfzaqY
フィクションだろうと思いますが、不思議な一致ですね。
投稿: Ken | 2010年5月 1日 (土) 20時52分