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2010年5月25日 (火)

貿易収支

一国の輸出金額から輸入金額を差し引いた数値か。これがプラスの場合「貿易黒字」といい、マイナスの場合「貿易赤字」という。

先般から取り上げている比較伝記学の話題だ。

音楽之友社刊行の「作曲家◎人と作品」シリーズは、いわゆる大作曲家についてのコンパクトな伝記群を形成している。同じ判型、同等のページ数、共通の編集方針に貫かれた伝記たちだ。このシリーズのこうした性格は「比較伝記学」の対象にピッタリである。

そこで同シリーズで扱われた作曲家について、本文の中でのブラームスへの言及をカウントした。同時に同シリーズの「ブラームス」の中でそれらの作曲家への言及回数を併記する。

言及した回数を赤文字で示し言及された回数を青文字で示した。たとえばドヴォルザークは「5-33」だ。ブラームスの伝記でドヴォルザークに5回言及している一方、ドヴォルザークの伝記でブラームスが33回言及されていることを示している。この状態を仮に「貿易収支は黒字である」と定義した。

  1. ヘンデル 8-0
  2. バッハ 25-*
  3. ハイドン 5-*
  4. モーツアルト 7-0
  5. ベートーヴェン 46-*
  6. シューベルト 17-0
  7. メンデルスゾーン 14-*
  8. ショパン 4-0
  9. シューマン 62-21
  10. リスト 14-9
  11. ヴェルディ 1-0
  12. ワーグナー 30-6
  13. ブルックナー 2-16
  14. チャイコフスキー 4-13
  15. ドヴォルザーク 5-33
  16. プッチーニ 0-0
  17. マーラー 2-12
  18. ドビュッシー 0-0
  19. ラヴェル 0-*
  20. ストラヴィンスキー 0-*
  21. ショスタコービッチ 0-0

バッハ、ハイドン、メンデルスゾーン、ベートーヴェン、ラヴェル、ストラヴィンスキーはまだ刊行されていない。うすうす予想は出来ていたが、貿易黒字はドヴォルザーク、マーラー、チャイコフスキー、ブルックナーの4名だけだ。このうち年上はブルックナーだけである。

おバカが止まらない。

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コメント

<魔女見習い様

はい。ブラームスとシューマンとドヴォルザークは我が家にありますが、その他は図書館で。
短時間で数えたので、少々怪しいかもしれませんが、全体の目安にはなるかと。

ほんとにカウントしたのですねっ!
図書館へ通ったのでしょうか?

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