ハルモニウム
ほぼ、リードオルガンと思っていい。厳密には異論もあろうが「ほぼ」足踏み式リードオルガンのイメージである。19世紀後半の欧州では、かなり普及していた。ピアノに比べて、軽い、安い、調律不要などのメリットが受けていたと思われる。パイプオルガンの代用としての用途もあったらしい。
舐めてはいけない。ドヴォルザークはハルモニウムを含む室内楽作品を残している。マリチコスチop47がそれだ。ヴァイオリン2、チェロとハルモニウムである。
さらに調べていたらお宝情報にめぐり合えた。
ブラームスのヴァイオリンソナタ第1番と2番の両方の第1楽章が、ハルモニウムとピアノの二重奏に編曲されていた。もちろんブラームス本人ではなくて、アウグスト・ラインハルトという人の編曲だ。
どこかでCDを出していないものか。
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