ブラームス神社

  • 道中安全祈願

おみくじ

  • テンプレート改訂しました

独逸日記

  • ドイツ鉄道博物館のおみやげ
    2012年3月28日から4月4日まで、次女の高校オケのドイツ公演を長男と追いかけた珍道中の記録。厳選写真で振り返る。

ビアライゼ

  • Schlenkerla
    自分で買い求めて賞味したビールの写真。ドイツとオーストリアの製品だけを厳選して掲載する。

カテゴリー

« 室内楽メーカー | トップページ | ハルモニウム »

2010年6月 1日 (火)

ソナタ日照り

昨日の記事「室内楽メーカー」でドヴォルザークが19世紀後半を代表する室内楽メーカーであったという位置づけを確認した。生み出された作品の質と量から見て妥当だと感じる。

ところが一つだけ素朴な疑問がある。楽器の編成が3つ以上の場合、確かにその通りなのだが、2つの場合事情が変わる。いわゆる二重奏ソナタの品揃えが極端に薄いのだ。

現在まで伝えられているのはヘ長調のヴァイオリンソナタただ1曲だ。しかも演奏会やCDで取り上げられることは少ない。

さらにピアノソナタも1曲もない。つまり「~ソナタ」と通称される作品が極端に少ないのだ。

ブラームスは、ピアノソナタ3曲、ヴァイオリンソナタ3曲、チェロソナタ2曲、クラリネットソナタ2曲の計10曲が現在に伝えられている。ブラームスと並び称される室内楽メーカーにしては、やや偏った品揃えになっているということだ。

ピアノ三重奏曲、四重奏曲あるいは五重奏曲は素晴らしいから、ピアノ嫌いという訳ではないと思うが、編成の薄いピアノ入りは苦手だった可能性もある。

« 室内楽メーカー | トップページ | ハルモニウム »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ソナタ日照り:

« 室内楽メーカー | トップページ | ハルモニウム »

フォト

ブラームスの辞書写真集

  • Img_0012
    はじめての自費出版作品「ブラームスの辞書」の姿を公開します。 カバーも表紙もブラウン基調にしました。 A5判、上製本、400ページの厚みをご覧ください。
2024年12月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
無料ブログはココログ