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2010年6月20日 (日)

イ長調六重奏曲

弦楽六重奏曲は室内楽の分野にささやかな領域を形成している。もちろんすぐに思いつくのはブラームスだ。あとはシェーンベルク、チャイコフスキー、シュポーア、ドヴォルザークくらいか。2曲遺したのはブラームスだけだ。無名作曲家までは確認のしようがないが10曲には届くまいと思う。

室内楽の根幹は弦楽四重奏だ。この編成を基準にヴィオラとチェロを各1本ずつプラスしたもので、この点はどの作曲家でも踏襲されている。弦楽五重奏との大きな違いだ。

ドヴォルザークのはイ長調だ。1878年の作品である。チェコでの初演より先にベルリンで初演された。国外で初演された最初のケースである。そのベルリンにおける初演はヨアヒム四重奏団なのだからドヴォルザークの名声もかなりのものになっていたのだ。

ブラームスの2曲からの影響を指摘する声もある。これらの空しい影響ごっこをあざ笑うようなブラームスの感想が残っている。例によって音楽之友社刊行の「ブラームス回想録集」第2巻の163ページ、ホイベルガーの証言だ。「大傑作だ」とある。「着想は見事だしはつらつとした雰囲気に美しい響き」と続く。まだこの曲の真価が世の中に認められていないとも述べている。楽友協会の大ホールでは響かないと嘆くありさまだ。

真価が認められていないというブラームスの嘆きは、現代においても通用する。音楽之友社刊行の作曲家別名曲ライブラリー「ドヴォルザーク」にこの六重奏曲は収録されていないのだ。

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