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2010年7月 6日 (火)

鬼門

ライプチヒという街は、ブラームスにとって鬼門だった。

ピアノ協奏曲第1番の初演がさんざんな失敗だったことは、よく知られている他、よその街で比較的好評だった作品がライプチヒでは冷淡な反応という例が少なからずある。

ライプチヒはバッハの街、世界最古のオーケストラがある街、メンデルスゾーンが愛した街で、ドイツ屈指の大出版社もある。何よりもクララの故郷だ。世間一般にもブラームス個人にも無視できる街ではない。ある意味で音楽の都だ。

トマス教会が、カントルの地位をオファーするまでこうした傾向は続いたと思われる。

ドヴォルザークにも鬼門があった。

それはボストンだ。レクイエムやアメリカ四重奏曲が手厳しく批判された。ニューヨークに活動の本拠をおくドヴォルザークは、ブーイングの対象だったのだろうか。ボストン市民にとってドヴォルザークもヤンキースも同列なのかもしれない。

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