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2010年7月26日 (月)

作品番号の錯乱

ブラームス作品にただどっぷりと浸かっている間にはわからなかったが、ドヴォルザークに親しむようになって感じていることがある。

それが本日のお題だ。

モーツアルトもベートーヴェンもブラームスも作品番号の順番が概ね作曲の順番になっている。もちろん少々の例外もあるが、作品番号順に並べた作品リストがそのまま創作史になる。バッハのBWV番号はジャンル別に整理されたものだからそうはいかいない。作品に通し番号を振る発想がなかったからやむを得ない。

驚いたのはドヴォルザークだ。ドヴォルザーク作品には作品番号を現す「op」の他に「B」という文字を伴う番号が添えられている。ブルクハウザーによる整理番号だ。つまり「op」という体系に不備があるから第二の体系が生まれたということだ。

ドヴォルザークの作品番号の不備は、出版の事情による。「スラブ舞曲」のブレークでスターダムにのしあがった後、ドヴォルザークの作品は引く手あまたになった。スラブ舞曲以前の未発表未出版の作品が発掘出版された。その手法がいささか強引で、旧作であるのにあたかも新作であるかのような作品番号が付与されたのだ。あるいは勝手に番号を付け替えるなどということも起きていた。ドヴォルザーク本人への相談もなしにという強引なケースもあったという。多くは出版社ジムロックの仕業である。ブラームスの作品ではその手のことが起きていないから、対応の差は歴然だ。

あるいは、ドヴォルザークはドヴォルザークで知り合って以降の作品についてその出版優先権をジムロックに認めていた。その約束をごまかすために、新作に古い番号を付けて他の出版社から刊行するということもしていたらしい。どっちもどっちである。

ブルクハウザーもこれを不便と感じたのだろう。ドヴォルザークの作品を丹念に調べ直して作曲年代順にソートして番号を付与したのがブルクハウザー番号だ。

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