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2010年8月13日 (金)

諸国民の声

原題を「Stimmen der Volker」(oはウムラウト)という。ドイツの文学者、詩人、哲学者のヨハン・ゴットフリート・フォン・ヘルダー1744~1803(Johan Godfried von Herder)の作品だ。「諸民族の声」とされている場合もある。

ブラームスは友人からこの本を知らされているが、どうも気に入ったようだ。晩年に至るまで座右に置かれて愛読されていた可能性がある。

  1. 「4つのバラード」op10の第1番ニ短調 「エドワード」 1854年
  2. 「8つのリートとロマンス」op14の3番 「マリーの殺害」 1858年
  3. 「8つのリートとロマンス」op14の4番 「ソネット」 1858年
  4. 「3つの二重唱」op20の1番 「愛の道1」 1858年
  5. 「3つの二重唱」op20の2番 「愛の道2」 1858年
  6. 「3つの歌」op42の3番 「ダルトラの墓場の歌」 1861年
  7. 「バラードとロマンス」op75の1番 「エドワード」 1877年
  8. 「3つのインテルメッツォ」op117-1 「ある恵まれない母親の子守唄」 1892年

上記の8曲が、明らかに「諸国民の声」に触発されている。初期から後期までちらばっているのがわかる。3番と4番を除くと、暗い内容が多い。

ブラームスの歌曲には、民謡にテキストを求めたものが多い。この7曲もその系統だ。英国とくにスコットランドの詩が独訳されたものである。

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