ドヴォルザーク家の家計簿
2008年12月30日の記事「家計簿」では、シューマン入院後ブラームスがシューマン家の家計簿を記入していたと書いた。その後3月5日の記事「家計簿の担い手」や同6日の記事「家計簿の跡継ぎ」で、家計簿にまつわる興味深い話を連ねた。
そこで浮かび上がってきたのは、ドイツでは家計簿の記入は家長の仕事らしいということだった。シューマンもバッハも本人が家計簿をつけていた。生涯独身を貫いた人々がどうしていたか別として音楽家もその習慣にのっとっていたのだと思われる。
ところが、ドヴォルザーク関連書物を調べていて面白い記事にで出会った。何と「家計簿をアンナ夫人がつけていた」という記述を発見した。おおおってなモンだ。ドヴォルザーク家では家計簿は奥様がつけていたのだ。こんなことを断言しているのは唯一ここだけというお宝情報なのだが、もう一つ二つ裏付けが欲しいところだ。
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