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2010年9月30日 (木)

改めてブラームス

ドヴォルザーク特集のグランドフィナーレから3週間たった。262本のドヴォルザークネタを公開して幕を閉じた。新ブログ「ドヴォルザークの辞書」を立てても、そこそこ記事が続くと書いた。しかし改めて冷静になって考えるとそうとばかりも言えない気もしてきた。

やっぱり私の脳味噌の引き出しはブラームスの方が圧倒的に数が多い。ほんの一部の楽譜しか持っていないドヴォルザークに対し、ブラームスはほぼ楽譜が揃っている。CDも同様だ。ドヴォルザークのカテゴリーに262本の記事を連ねたとはいえ、ブラームスのネタは既にざっとその5倍が堆積している。

さらに、仮にドヴォルザーク系の記事を途切れることなく発信したとしても、ブラームスとは大きく違う点がある。それは書籍「ブラームスの辞書」の存在だ。サーバー上の存在でしかないブログに加え、現実にA4判400ページの本が存在することの重みは計り知れない。ドヴォルザークラブを撤回する気持ちはないが、やっぱりブラームスを再確認する1年だった。

明日から10月。

2010年9月29日 (水)

弱気な予想

9月8日にめでたくエンディングを迎えたドヴォルザーク特集は、会期1年の間に262本の記事を発信した。まさに渾身の大型企画だった。

今後会期1年を必要とするような大型企画は、なかなか無いと思う。作曲家切り口の場合とりわけそう感じる。バッハは、企画実施前にキチンとカレンダリングすれば、あるいは可能だったかもしれないが、既に無視し得ぬ本数の記事が公開されてしまっている。クララも事情は似ている。この先年間企画をするのは、ブラームスと関係浅からぬ人物に決まっているが、候補者が限られている。

ベートーヴェン、シューマン、あるいはワーグナーなどエピソードの厚みという点では、十分な可能性がある。あるにはあるが、弱気を払拭するほどではない。つまり私自身が心から好きになること無しに実現は望み薄だ。

そういう意味でドヴォルザークは稀有な存在である。年間企画の主になれるというのは、よっぽどのことだ。

2010年9月28日 (火)

私の顔も三度まで

「仏の顔も三度まで」とよく見比べて欲しい。「仏」という漢字の部首「にんべん」を「のぎへん」にするだけで「私の顔も三度まで」に早変わりである。

1960本目の記事を私の生年に因むといってはしゃいだ日の記事が「仏の顔も三度まで」だった。バッハ、ブラームス、ドヴォルザークの生年に因む記事に次ぐ4回目が私では決まりが悪いと自覚している。

ところが3日前と2日前に長男長女の生年に因むといって1992本目1993本目の記事でまた一騒ぎしてしまった。当然本日の記事は次女の生年1995に因む1995本目の記事だ。ちっとも反省していない。記事の本数を稼ぐのに必死である。

けれども今度こそこれが最後である。間もなく記事の本数が2010本を越えてしまうと生年に因むというノリでは記事にならなくなるからだ。

つまりそれが「私の顔も三度まで」ということである。

2010年9月27日 (月)

コントラバスソナタ

えらいCDを見つけた。ブラームスのチェロソナタ第1番のコントラバス版だ。我慢は100%無理で、即購入。

転がり込むように帰宅してさっそく再生。

元がいい曲だから、弾けさえすれば形になるに決まっているが、フィナーレはどうするのだろうという怖い物見たさが先に立った。いやはや凄い。ほぼ全域でオクターブ下げられている。伴奏のピアノはオリジナルな音域だからそれだけで既に気分が違う。とりわけ第3楽章。コントラバスが弾いているところを想像するとそれだけでテンションがあがる。根を詰める仕事をしながらは聴けない。流して聴いたら失礼。

2010年9月26日 (日)

1000日連続100アクセス

じんわりと嬉しい記録である。ブログ「ブラームスの辞書」に頂戴した日々のアクセスの話だ。

本日100アクセスを記録したことにより、1000日間連続で100アクセスに到達したことになる。2007年の大晦日に71アクセスを記録したのを最後に100アクセスに届かなかった日が無い。現在でもコンスタントに200アクセスを超えるわけではないから、キッチリと毎日100アクセスを達成しているというのはありがたい。

そのありがたい記録達成を祝う本日の記事は、ブログ開設以来1993本目の記事となった。何たる偶然。長女の生年1993に因むということだ。

2010年9月25日 (土)

後天性育児日記

9月20日の記事「個人総合」を書くために人名を掲げたカテゴリーを再点検していた。我が家の子供たち3人は、かなりの頻度で言及されていることがよくわかった。子供たちのカテゴリーをクリックしてそこに堆積した記事を改めて読んでみると、さながら育児日記のようだった。

子供の成長をブログのテーマにしているケースは少なくない。一つの有力なジャンルになっている気がする。けれどもブログ「ブラームスの辞書」開設の意図は、全く違うところにあった。あくまでも書籍「ブラームスの辞書」の宣伝だ。マーケティングの一環でさえあった。子供たちの話題は、それがブラームスの話にこじつけ可能な場合のみ言及するにとどめていた。ところが根っからの親バカのせいで、子供たちの成長の節目ではブラームスに関係ない記事も、言い訳とともに発信するのがお約束になった。

そして昨年末のカテゴリー改訂で、子供らにそれぞれカテゴリーを付与したために、その全貌がよりはっきりと浮かび上がる結果となった。

子供らの記事を古い順にたどると、それが今や図らずも事実上の育児日記という状態になっていた。意図せざる育児日記、つまり後天性育児日記だ。私と子供たちそれぞれの距離がパラレルに反映した克明な記録になっている。2033年5月7日まで続けたら、貴重な記録になると思う。

本日のこの記事はブログ開設以来1992本目の記事だ。長男の生年を刻印するためでもある。

2010年9月24日 (金)

アタッカ

「attacca」と綴られる。一般に多楽章作品において、終楽章以外の楽章の末尾に置かれることによって、休み無く次の楽章へ入ることを指示する機能がある。メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲のように元々楽章間に切れ目を置いていないこととは区別される。明確な終止を伴う独立の楽章間相互の話だ。さらにこれは、作曲者の意図である場合と、演奏者の裁量で起きる場合とに分けられる。作曲者の意図である場合には、楽譜上に「attacca」と書かれる。

ブラームスの作品では、さっそくピアノソナタ第1番と第2番の第2楽章末尾に置かれて第3楽章への入りを規定している。

多楽章曲の楽章と楽章の間をどの程度とるかは、完全に演奏者の裁量だ。ベートーヴェン以降、この裁量権に介入する作曲家が増えてきたが、ブラームスはこうした介入を頑なに回避してきた。アタッカは、不完全ながらも演奏家の裁量への介入と解し得る。

どうしたことかブラームスは、最初の2つのピアノソナタ以降アタッカを用いなくなる。

2010年9月23日 (木)

後天性ブログ内企画

第2次カテゴリー改訂がひとまず完了して9ヶ月が過ぎようとしている。カテゴリーに付与する番号を2ケタから3ケタにしたことで、発番枠に余裕が出来た。従来は、新たなアイデアが浮かんでも枠が一杯で、よほどのことがない限り新たなカテゴリーを創設しにくかった。

一定のテーマに従った記事が最低10本程度書けそうなとき、ブログ内企画を実施してきた。会期1年の大型企画「ドヴォルザーク」を終えたばかりだ。この例でも判るように、あるテーマを定めて、新しい記事を次々と発信するというのが、ブログ内企画のコンセプトになっていた。

カテゴリー番号の増ケタで、発番枠に余裕が出来たことで新たなアイデアが浮かんだ。従来に無いテーマを決めて、新たなカテゴリーを設定し既に公開済みの記事をそこに集めるというものだ。過去の記事を新たな切り口で集めるという狙いがある。過去の記事の集約だから、これにより記事の本数を稼ぐことは出来ないが、少なくともそれを始めるという告知記事を1本は書くことが出来る。

よく考えると博物館の特別展と同じだ。他の博物館の収蔵品を展示する場合は別だが、特定のテーマに沿って自館の収蔵品を、一定期間展示するようなものだ。過去の記事は博物館の収蔵品に相当する。

新しいテーマを思いついて、過去の記事を当たる。過去に記事がほとんど書かれていないテーマは、従来通りのブログ内企画を立ち上げる一方、過去に相当数語られているテーマであれば、後からカテゴリーを付与して特別展を作り上げてしまうということだ。

どうしてもネタに困ったらやってみようと思う。

2010年9月22日 (水)

管理者専用カテゴリー

昨年実施した第2次カテゴリー改訂で、カテゴリーの数が半端でなく増えた。

現在未公開の記事にしか付いていないカテゴリーは、公開日まで表示されないからヴィジターはまだその全貌を見ることが出来ない。

さらにまだヴィジターが見ることが出来ないカテゴリーがある。それが本日のお題「管理者専用カテゴリー」だ。未公開記事整理のために付与するカテゴリーで、公開の際には必ず指定をはずすから、ブログ上に表示されることはない。今回のカテゴリー改訂により発番枠に余裕が生まれたのを機会に以下の通り設定することにした。

<仮置き>記事の保存のために、適切ではない公開日を仮に引き当てている記事。せっかく思いついたネタを忘れないために記事にしてしまったものの、カレンダリング上の適切な日がまだ到来しないために、仮の公開日を設定している記事。私の身に何かが起きて、その公開日のまま読者の目に触れると「おや?」と思われてしまう。

<近日公開>公開予定日まで一週間以内の記事。公開が迫った記事は、管理上頻繁に呼び出して、確認修正することが多いから、独自のカテゴリーをつけておくと便利。

<要確認>記事として保存はされているものの、内容の一部に再確認が必要な事項が含まれている記事。楽譜や書籍を再度あたって確認をしたい記事を集約している。

この先備蓄記事が膨れ上がることが予見される。修正の必要な記事に容易にたどり着けることは、管理上必須となるに決まっている。

2010年9月21日 (火)

インターヴァル

間隔のことか。

ブログ「ブラームスの辞書」初の年間企画「ドヴォルザーク特集」が9月8日に終わった。その間ドヴォルザーク関連記事を集中させるために、他の記事の公開を意図的に後回しにしてきた。だからドヴォルザーク特集終了後には、それらのしわ寄せを解消しようと考えた。もし、ドヴォルザーク特集終了後すぐに新企画に入ると、それらの記事が行き場を無くすことになるからだ。

だからその後しばらく大きな特集を組まなかった。特集のインターヴァルである。約1ヶ月のインターヴァルを経て、間もなくまた新たな企画を立ち上げる。今度は1年物ではなくて、ショート企画を次々と連ねてみる。

2010年9月20日 (月)

個人総合

オリンピックの体操種目のことではない。昨日の記事でブログ「ブラームスの辞書」における作曲家別言及ランキングを公開した。既に我が家の子供たちの分は1月に公開している。作曲家以外の人物を含めた総合的なランキングを発表する。

  • 1位 ドヴォルザーク 266本
  • 2位 バッハ 110本
  • 3位 次女 97本
  • 4位 長女 69本
  • 5位 クララ 59本
  • 6位 長男 45本
  • 7位 シューマン 30本
  • 8位 ベートーヴェン 24本
  • 9位 ジムロック 21本
  • 10位 モーツアルト 20本 
  • 11位 妻 19本
  • 12位 シェーンベルク 17本
  • 13位 ヨアヒム16本
  • 14位 ワーグナー12本
  • 15位 マーラー 10本
  • 15位 父 10本
  • 15位 母 10本

年間企画が効いてドヴォルザークが圧勝である。バッハはここ1年でドヴォルザークに抜かれたが何とか2位を確保。これに次ぐのが我が家の次女。高校受験の展開次第ではバッハを脅かす位置だ。ヴァイオリンを止めたとはいえお姉ちゃんがクララをかわして4位に滑り込んだ。こちらは油断するとクララに抜かれるかもしれない。お兄ちゃんが地味に6位だ。さすがに家族は強い。亡き妻も11位に入り、モーツアルトに食い下がった。ジムロックがモーツアルトの上を行く辺りがブログ「ブラームスの辞書」らしいところだ。何にしてもここ1年間のドヴォルザークの勢いが半端ではなかったことが判る。

母と亡き父が仲良く10本というのも敬老の日ならではと申すべきか。

2010年9月19日 (日)

作曲家別記事本数ランキング

昨年11月から実施した「第2次カテゴリー改訂」の目玉の一つが、作曲家カテゴリーの創設だった。主要な作曲家について1人に1カテゴリーをあてがった。我が家の子供たちについては、記事本数ランキングを掲載し、次女の優位を確認した。作曲家についても同じ事を早急に実施したいと考えてはいたが、ドヴォルザーク特集のまっただ中で、ドヴォルザーク記事が毎日増えていることもあって見送っていた。ドヴォルザーク特集が先頃終わり一区切りついたので、晴れて作曲家別記事本数ランキングを発表する。昨日現在の数値だ。

  1. ドヴォルザーク 266本
  2. バッハ 110本
  3. シューマン 30本
  4. ベートーヴェン 24本
  5. モーツアルト 20本
  6. シェーンベルク 17本
  7. ワーグナー 12本
  8. マーラー 10本
  9. シューベルト 8本
  10. メンデルスゾーン 8本
  11. ショパン 4本
  12. チャイコフスキー 3本
  13. ビゼー 3本
  14. ヘンデル 2本
  15. ブルックナー 2本
  16. ハイドン 2本
  17. Rシュトラウス 1本
  18. ヨハン・シュトラウスⅡ 1本

興味深い。本日はじめて当ブログ「ブラームスの辞書」にたどり着いた人が、先入観無くこの一覧だけ読めば「管理人はブラームスを避けている」と思われかねない。ところが本日までに堆積した記事1986本のうちざっと3分の2がブラームスネタだからざっと1324本がブラームスネタである。首位ドヴォルザークのおよそ5倍だ。

つまり私はブラームスの話がしたいということだ。

2010年9月18日 (土)

総集編

イベントの最後で全体を総括するプログラムのこと。テレビ界では重宝しているアイデアだと思われる。年末になれば必ず10大ニュースとして一年の出来事が振り返られる。さらにオリンピックやワールドカップなどの大イベントの後にも「総集編」と銘打った番組が放映される。大河ドラマだって然りだ。

2033年5月までの継続を標榜する我がブログ「ブラームスの辞書」も記事の確保という面から同じ事を試みた。ブログ内企画のラストで期間内に公開した関連記事を列挙一覧するのだ。つい先日終了したドヴォルザークでは9月7日に実施した。2009年6月に終わった歌曲特集でも最後の記事は総集編だった。

総集編は便利でお手軽だ。過去の該当記事にリンクを貼るだけだ。筆力もアイデアも要らない。時間と根気だけでOKである。けれどもブログ内企画を終える度に毎回総集編をすればいいかとなると、そうとばかりもいえない。あまり、期間の短い企画でやっても様にならない。期間にして1ヶ月以上、記事の本数にして20本程度ないと落ち着くまい。

遠い将来、総集編記事だけを集めたカテゴリーが作れるとさらにまたそれで記事が書けるということだ。

2010年9月17日 (金)

余裕がない

はじめての年間企画「ドヴォルザーク」を終えて反省を一つ。どうも記事の羅列に余裕がない。2009年上半期の企画「歌曲」でも感じたことだ。半年で80本の記事を公開した「歌曲特集」は、会期の後半になってほぼ毎日歌曲ネタになった。ドヴォルザーク特集ではその点を反省して、記事の前半傾斜を心がけたが結果としてはやはりドヴォルザークネタをピチピチに詰め込んだ状態になった。原因は当初の想定よりドヴォルザークネタが多くなったことに尽きる。

こういうことが無いようにカレンダリングにいそしんだが、ドヴォルザーク特集開催中は、アンテナが研ぎ澄まされてしまい、次々と芋づる式にネタを思いついた。会期当初に用意したドヴォルザークネタは150本だ。半年で80本の歌曲ネタより濃度は低く収まるハズだったが、特集が始まってから112本も湧いて出るとは考えていなかった。

かといってドヴォルザーク特集の会期を1年以上にするのは、得策ではない。濃度を下げるために会期を延ばすのは、場当たり的と感じる。あるいはドヴォルザーク特集の開幕を1年延期してカレンダリングを徹底するという手もあるが、いくつかの記事がタイミングを逸することになるから認めにくい。

アンチドヴォルザークの読者がいればきっとブログ離れを起こしていると思う。

2010年9月16日 (木)

傾倒の再現

一人の作曲家との出会いがある。今までたくさんの作曲家と出会ってきた。作品の鑑賞や伝記的事項の情報収集を通じて、その作曲家を好きになるかどうかは運次第だ。作品個別での好きならば、とてもたくさんあるが、作曲家を塊として捉えると、今までで好きと断言することが出来たのは4名だけだ。好きになった順に列挙する。

  1. ベートーヴェン
  2. ブラームス
  3. バッハ
  4. ドヴォルザーク

ベートーヴェンは私のクラシック音楽への目覚めとともに傾倒が始まった。中学・高校時代と重なる。遅くても大学1年までだ。

ブラームスは大学2年の春にベートーヴェンを押しのけてトップの座に駆け上り、今もその地位に君臨する。この先誰かがその地位を脅かすことはもちろん、迫ることさえないと断言出来る。

という訳で注目はいつも2位争いだ。ブログ「ブラームスの辞書」の記事ネタ確保のために調べ物をしているうちにバッハが台頭した。ここで特徴的なのは、バッハの台頭がブラームスとの置換を意味していないということだ。2人は今共存している。きっとこれからもだ。それからもう一つ。バッハは昔から好きではあったが、はっきり2位と認識したのは最近だ。

そして驚くべきはドヴォルザーク。はっきりと2位だったバッハを抜いた。昔は大して好きではなかった。ここ2年程度で急速にその地位を上げた。原因ははっきりしている。ブラームスが彼にぞっこんお熱だったという点に尽きる。ここ最近のドヴォルザークとのつきあいは、一人の愛好家つまり私が、特定の作曲家に傾倒して行く課程の臨床例として長く記憶したい。

ベートーヴェンやブラームスにボロボロと傾斜ていったのは、何せ昔の話で、詳しいことはあまり覚えていない。未聴作品をむさぼるように聴いたという記憶だけである。

2010年9月15日 (水)

ドヴォルザークという保険

9月8日に年間企画「ドヴォルザーク」が終わった。大きなイベントを達成した後の脱力感には、警戒を怠らなかったつもりだ。記事の備蓄や企画の備蓄によって少しはリスク分散の効果があるとも書いた。

実際の話、もちろん達成感はあったが、脱力感はさほどでもなかった。次の企画が決まっているというのが、精神衛生上プラスに作用しているように思う。矢継ぎ早に企画を放つのは効果がある。

ところが根っからの小市民である私は、またしょうもない心配をしている。ブログ内で放つ企画である限り、次の企画を入れることで脱力感に対抗出来ることは確かだが、2033年5月7日のブラームス生誕200年まで記事を継続させた後の脱力感には、どう対抗すればいいのだろう。

その答えの一つがドヴォルザークかもしれない。2033年のブラームス生誕200年を祝ってなお、余力があった場合には2041年のドヴォルザーク生誕200年を目指したい。「ドヴォルザークの辞書」を執筆するのも一興である。

保険としてのドヴォルザーク。

2010年9月14日 (火)

中間点

開始と終わりが明確なプロセスにおける区切りの一つ。「時間的」「距離的」「工数的」「心理的」な「まんなか」の意味か。マラソンの折り返し点がいつも42.195kmのちょうど中間とは限らない。あくまでも区切り、あるいはアクセントである。

1年間で駆け抜けた「ドヴォルザークマラソン」は合計262本の記事を連ねて一週間前にゴールした。イチロー選手の持つ年間最多安打のメジャーリーグ記録に敬意を表した結果だ。実はもう一つ内緒の仕掛けがあった。262本のまん中、131本目の記事は3月21日の「バッハとドヴォルザーク」になっている。中間地点をバッハの誕生日に合わせたということだ。その当日の記事では、このことには言及していない。もし言及してしまうと、ドヴォルザーク特集の総本数が262本であることが、読者に判ってしまうからだ。

何と言っても1年というのは長丁場だから、モチベーション維持のためにも自分で区切りを設定する必要があった。

  • 100本目 2月14日バレンタインデー
  • 131本目 折り返し3月21日バッハの誕生日
  • 200本目 6月15日妻の誕生日
  • 262本目 ゴール ドヴォルザークの誕生日、シーズン最多安打メジャーリーグ記録。

この手の細かなこだわりを持っているとハラハラドキドキが増えて退屈しない。管理人自身が退屈していないことはとても重要だ。

 

2010年9月13日 (月)

解説付き作品一覧

9月3日に公開した「ドヴォルザーク作品一覧」に少しいたずらをした。

作品番号順に列挙された作品名の後ろに、ブログ「ブラームスの辞書」の中の関連する記事をリンクした。結果として簡便なドヴォルザーク作品解説になっている。

なかなか面白い。ブラームスで同じ事をしようとすると、関連記事が多過ぎて1行に収まらないことも出てくる。結果として本家のブラームスよりも、作品表が充実しているという皮肉な展開になった。

9月8日に終えた年間企画「ドボルザークイヤー」だが、いつまでも楽しめる。

2010年9月12日 (日)

濃度管理

9月8日、1年の永きにわたったドヴォルザーク特集が終わった。もちろん今後も必要に応じてドヴォルザークネタが発信されることもあるが、一応の区切りだ。

その間に公開したドヴォルザークネタは262本。会期は366日だから71.6%がドヴォルザークネタだった。アンチドヴォルザークの読者からソッポを向かれた可能性は否定出来ない。ここ1年間の7割というドヴォルザークネタの濃度は、少々異常である。とはいえ過半の記事がブラームスにも関係があるから、ブラームスネタの濃度は大きく下がっていない。ここが大事である。あくまでも主役はブラームスだ。

本日までに堆積した記事は1979本だ。1年のスパンで見れば7割強という濃度だが、ブログ開設以来の濃度は13%少々に過ぎない。さらに本ブログのゴール2033年5月7日までに積み重なる10205本からみれば2.6%にとどまる。目先の濃度70%に惑わされてはなるまい。

200本を超えるような大型カテゴリーは貴重だ。ゴールに必要な記事総数の2%強を稼いでくれていることになる。

2010年9月11日 (土)

262本

野球好きには忘れ得ぬ数字だ。2004年シアトルマリナーズのイチロー外野手が打ち立てたシーズン最多安打のメジャーリーグ記録だ。

9月8日に終わった年間企画「ドヴォルザーク特集」は2009年9月8日から2010年9月8日まで366日の会期中に262本のドヴォルザークネタを発信した。月別の安打数、じゃなかった記事の本数は下記の通りである。

  • 2009年09月 13本
  • 2009年10月 14本
  • 2009年11月 18本
  • 2009年12月 26本
  • 2010年01月 18本
  • 2010年02月 22本
  • 2010年03月 26本
  • 2010年04月 23本
  • 2010年05月 27本
  • 2010年06月 24本
  • 2010年07月 21本
  • 2010年08月 22本
  • 2010年09月 08本

これらの合計はピッタリ「262」になる。もちろんさすがにこれは偶然ではない。昨年末にドヴォルザークネタが200本を超えることが確実になった頃から密かに狙っていた。100本目の区切りをヴァレンタインデー、200本目を妻の誕生日に合わせることも同時に思いついた。

年間262安打はアンタッチャブルな記録だが、ドヴォルザークネタ262本もなかなかスリリングだった。抜き去らずにタイ記録で止めることで敬意を表したつもりである。

今日はアメリカの日。

2010年9月10日 (金)

火を通す

人類は古来「飢え」と戦ってきた。狩猟&採集の生活は飢えとの直面というロシアンルーレットだったに違いない。定住&栽培がこれにとって代わる。上手くいって当座必要な量を超える収穫があれば、交易に回したり出来た。さらに余裕があれば、すなわちそれが備蓄になり、やがてこれが富にも繋がったものと考えられる。

一方、動物たちには無いテクを身につけた人類は、生では食用に適さない物に手を加えることで食糧化することを覚えた。不可食部分の可食化だ。

その極めつけは「火」だ。生では食べられぬものが、火を通すことで食べられるようになる。そればかりか、おいしくなったり、食べやすくなったりするのだ。さらに直火の他に水を介在させることで応用範囲が格段に広がった。

「火を通す」ことは食べられるように加工することだ。

ブログ記事もつくづく同じだと感じる。1年間続けたドヴォルザークネタだが、思いつくままに公開した訳ではない。先に百数十本思いついてから、公開に踏み切った。思いついた順だと、記事の「生煮え」を排除出来ない。先に記事を思いついてから順序を考えて公開することで、やわらかくなったりおいしくなったりするのだ。2008年9月に立ち上げることも出来た「ドヴォルザーク特集」を、1年延期したのは我ながら英断だった。

1年間火を通したということだ。

2010年9月 9日 (木)

祭りの後の気分

ブログ「ブラームスの辞書」初の年間企画「ドヴォルザークイヤー」が昨日終わった。その間のドヴォルザークネタの濃度は70%を超えた。

「祭りの後の寂しさ」という言葉がある。大きなイベントを成し遂げた後、ふっと寂しい気持ちになるということを言い表している。夏の高校野球の決勝戦が終わると、夏休み中なのに寂しい気分になったりするし、学生オケ時代には定期演奏会の後しばらく勉強が手に付かないこともあった。

実際の話ブログ「ブラームスの辞書」は毎日更新を譲れぬ方針にしているから、祭りの後だからといって記事が途切れては洒落にならない。大きなイベントをブログ上で実施する際、「祭りの後の気分」にどう対処するかはとても重要だ。もはやリスク管理の域だ。

実はそこでも最良の対策が「記事の備蓄」だ。記事を塊として捉えれば「企画の備蓄」とも言える。大きなイベントが終わって気が抜け、記事を書く気が失せても、記事や企画が既にいくつか決まっていれば、気力の復活を待つことも出来る。

幸い次の企画は決まっている。10月8日開始の予定だ。その後は再来年夏にかけて立て続けに企画が待っている。ドヴォルザーク特集が終わっても祭りの後の気分に浸るヒマはないのだ。これも半ば意図的な話だ。

2010年9月 8日 (水)

あんまりな誕生日

1877年9月8日だから、ドヴォルザーク36歳の誕生日のことだ。生涯最悪の誕生日になった。この日長男オタカルが急死した。天然痘とも言われている。ジェンナーの種痘法が19世紀初頭以降、欧州で急速にひろまったとされてはいるが疑問だ。長女ヨゼファを1875年に亡くし、次女ルジェナは前月8月にこの世を去った。1878年6月に三女オティーリエが生まれるまでドヴォルザーク家から子供がいなくなった。自分の誕生日が長男の命日になるなんぞあってはならない。ドヴォルザークは大変な目に遭っているのだ。

1877年から1878年といえば「モラヴィア二重唱」や「スラブ舞曲」によってブレークした時期だ。名声が世界中に広まる影で、家庭では大変な出来事が相次いだということだ。

このエピソードのことはずっと心に引っかかっていた。かといってドヴォルザーク特集の開幕の記事にする訳にも行かず、ずっと困っていた。となると必然的にフィナーレの日の記事にならざるを得ない。昨日7日に総集編を発信して最終日はどうするのだろうとご心配いただいたかもしれないが、ずっと前からラストはこのネタに決めていた。

この1年ずっとドヴォルザークに言及しながら、数えるほどしか登場しなかったアンナ夫人に捧げることにした。早世した3人を含めて9人の子供を産み、内側からドヴォルザークを支えた夫人だが、結婚以降あまり伝記の記事になっていないからせめて最後に思い切り話題にする次第である。3人の子供に先立たれるという衝撃を夫とともに乗り超えた苦労を思い遣って、1年間のドヴォルザークイヤーを締めくくりたい。

ありがとうアンナ夫人。

2010年9月 7日 (火)

ドヴォルザーク特集総集編

明日で1年の長きにわたったドヴォルザークイヤーが終わる。期間中に公開したドヴォルザーク関連記事を列挙してケジメをつける。

<2009年9月>13本。

  1. ドヴォルザーク 2009.09.08
  2. ドヴォルザークルネサンス 2009.09.09  
  3. 今さら無理 2009.09.11 
  4. クララの見解 2009.09.13 
  5. 交差点 2009.09.14
  6. ドボ8 2009.09.16
  7. 長丁場 2009.09.17
  8. 白山の戦い 2009.09.18
  9. 15分の1 2009.09.22 
  10. 短里と長里 2009.09.23
  11. 伝播の向き 2009.09.28
  12. 影響まみれ 2009.09.29
  13. ある方程式 2009.09.30

<2009年10月>14本。

  1. 教材 2009.10.02
  2. 婿殿の証言 2009.10.03
  3. 痛し痒し 2009.10.04
  4. サーバー夫人のリスト 2009.10.05
  5. 新世界交響曲 2009.10.06
  6. ドヴォルザークのお手並み 2009.10.09
  7. 新世界交響曲のお値段 2009.10.11
  8. 衝動買い 2009.10.12
  9. 第3交響曲私演 2009.10.17
  10. ト短調ピアノ協奏曲 2009.10.18
  11. チェロ協奏曲 2009.10.19
  12. Gdur症候群 2009.10.21
  13. ジムロックという男 2009.10.24
  14. カレンダリング 2009.10.25

<2009年11月>18本。

  1. 周辺市場 2009.11.30
  2. ノヴェロ社 2009.11.06
  3. 為替差益 2009.11.09
  4. 称賛と値切りと 2009.11.10
  5. モラヴィア二重唱 2009.11.11
  6. 歴史的視点 2009.11.12
  7. 出来高払い 2009.11.13
  8. 声部を足す 2009.11.14
  9. 役者が違う 2009.11.15
  10. 注文に応じる 2009.11.16
  11. 結婚記念日 2009.11.17
  12. 実務的 2009.11.18
  13. ブリリアントなCD 2009.11.19
  14. ボーナストラック 2009.11.20
  15. 意味不明 2009.11.21
  16. レオポルド勲章 2009.11.25
  17. ロシアの歌 2009.11.26
  18. のだめの中のドヴォルザーク 2009.11.29

<2009年12月>26本。

  1. 世界初録音 2009.12.01
  2. 第3交響曲初演 2009.12.02
  3. スラブ舞曲 2009.12.03
  4. 英雄の歌 2009.12.04
  5. いけにえ 2009.12.05
  6. 優先出版権 2009.12.07
  7. 堰き止めの効果 2009.12.08
  8. タイムラグ 2009.12.09
  9. ブラームスのジムロック評 2009.12.10
  10. スラブ舞曲の利幅 2009.12.11
  11. 作曲の場所 2009.12.12
  12. しみじみ驚く 2009.12.14
  13. 初演争い 2009.12.15
  14. 新世界交響曲初演 2009.12.16
  15. フモレスケ 2009.12.17
  16. ドヴォルザークの工夫 2009.12.18
  17. 詩的な音画 2009.12.19
  18. やっぱり買っちまった 2009.12.20
  19. ワルツ 2009.12.21
  20. 長女の命名 2009.12.22
  21. 拍子という切り口 2009.12.23
  22. オルガニスト 2009.12.24
  23. 平均律ドボヴィーア曲集 2009.12.25
  24. サンタの独り言 2009.12.26
  25. quasi stringendo 2009.12.28
  26. ドヴォルザークのピアノ曲 2009.12.30

<2010年1月>18本。

  1. ドヴォルザークいろはカルタ 2010.01.01
  2. カルタ三昧 2010.01.02
  3. オーストリア国家奨学金 2010.01.08
  4. 困った性格 2010.01.09
  5. ピアノ曲のジャンル 2010.01.10
  6. 講評 2010.01.11
  7. ハンスリックのコメント 2010.01.12
  8. 審査の方法 2010.01.14
  9. ホ短調の交響曲 2010.01.17
  10. 学位 2010.01.19
  11. 哲学博士 2010.01.21
  12. 財産の分与 2010.01.23
  13. ピアノ連弾版新世界交響曲 2010.01.25
  14. 禅問答 2010.01.27
  15. プラハ音楽院 2010.01.28
  16. ウィーン高等音楽院 2010.01.29
  17. ベルリン高等音楽院 2010.01.30
  18. 行きがかり上 2010.01.31

<2010年2月>22本。

  1. ピアノ連弾版セレナーデ 2010.02.02
  2. ピアノ限定版ドボダス 2010.02.04
  3. 多様性に驚く 2010.02.05
  4. アダージョ不在 2010.02.06
  5. Quasi Tempo I 2010.02.07
  6. 仮設ドボダス 2010.02.08
  7. 多分偶然 2010.02.09
  8. ハンスリックの懸念 2010.02.10
  9. 4割打者 2010.02.11
  10. 理性と心 2010.02.12
  11. 瞬間芸 2010.02.14
  12. ドヴォルザーク記事100本 2010.02.15
  13. 校長席 2010.02.16
  14. まともな方向 2010.02.17
  15. マッハ 2010.02.18
  16. 管楽セレナーデ弦楽合奏版 2010.02.20
  17. 地味に似ている 2010.02.21
  18. マルチリンガル 2010.02.22
  19. ボヘミアのブラームス 2010.02.24
  20. 公と私 2010.02.25
  21. クァジスト 2010.02.26
  22. ポコは少しか 2010.02.27

<2010年3月>26本。

  1. 浮いた噂 2010.03.01
  2. ゴールドメダリスト 2010.03.02
  3. テリンカ 2010.03.03
  4. 独仏の優越 2010.03.04
  5. アンリ・マルトー 2010.03.06
  6. カップリング 2010.03.07
  7. ハーフタイム 2010.03.08
  8. ジトナー通り10番地 2010.03.09
  9. 番地違い 2010.03.10
  10. ハンガリア舞曲の編曲 2010.03.11
  11. アウフタクト 2010.03.12
  12. ジプシーの歌 2010.03.13
  13. 周辺の探索 2010.03.14
  14. 直線上のプラハ 2010.03.15
  15. 田舎のカントル 2010.03.16
  16. スケルツォのエンディング 2010.03.17
  17. ビューローの呼びかけ 2010.03.18
  18. プログラムノート 2010.03.19
  19. 出版のわきまえ 2010.03.20
  20. バッハとドヴォルザーク 2010.03.21
  21. 舞曲メーカー 2010.03.24
  22. 舞曲楽章の掟 2010.03.25
  23. 聖書の歌 2010.03.27
  24. スケルツォマーカー 2010.03.29
  25. 別荘を持つ 2010.03.30
  26. 所有か賃貸か 2010.03.31

<2010年4月>23本。

  1. 終楽章マーカー 2010.04.02
  2. 死の3日前 2010.04.03
  3. 最後の指揮 2010.04.04
  4. 会葬 2010.04.05
  5. 葬列 2010.04.06
  6. 葬列を辿る 2010.04.07
  7. ドヴォルザークのメゾピアノ 2010.04.11
  8. メゾピアノの巣 2010.04.13
  9. 続最愛の歌曲 2010.04.14
  10. エスカレーター 2010.04.15
  11. 指名手配 2010.04.16
  12. 追加手配 2010.04.17
  13. 虚数 2010.04.18
  14. Sostenuto 2010.04.21
  15. 北大西洋航路 2010.04.22
  16. 弦セレのオリジナル 2010.04.23
  17. 故郷の人々 2010.04.24
  18. 因果律 2010.04.25
  19. 地名で呼ぶ習慣 2010.04.26
  20. ドヴォルザークの日 2010.04.27
  21. 伝説曲 2010.04.28
  22. スターバトマーテル 2010.04.29
  23. 教授の見解 2010.04.30

<2010年5月>27本。

  1. ドヴォルザーク忌 2010.05.01
  2. 挽歌 2010.05.02
  3. 信心深さ 2010.05.03
  4. 美人薄命 2010.05.04
  5. 国葬 2010.05.05
  6. チャイコフスキーの嘆き 2010.05.06
  7. アントン・ザイドル 2010.05.07
  8. 母の日 2010.05.09
  9. マジで無理 2010.05.10
  10. 荒削り 2010.05.11
  11. スメタナ 2010.05.12
  12. もう一つの論争 2010.05.13
  13. 同姓のよしみ 2010.05.14
  14. バラード 2010.05.15
  15. 野鳩 2010.05.16
  16. ズロニツェの鐘 2010.05.17
  17. 9曲クラブ 2010.05.18
  18. 間接照明 2010.05.19
  19. 気になる 2010.05.20
  20. クララの演奏旅行先 2010.05.21
  21. 比較伝記学 2010.05.22
  22. 登場人物 2010.05.23
  23. 2人を映す鏡 2010.05.24
  24. 公平であること 2010.05.26
  25. ホノルカ 2010.05.27
  26. 喫煙具 2010.05.28
  27. 室内楽メーカー 2010.05.31

<2010年6月>24本

  1. ソナタ日照り 2010.06.01
  2. ハルモニウム 2010.06.02
  3. 弦楽四重奏曲第9番 2010.06.03
  4. わずかな修正 2010.06.04
  5. テ・デウム 2010.06.05
  6. さすがチェコ 2010.06.06
  7. 第4クォーター 2010.06.08
  8. マリチコスチ 2010.06.09
  9. 糸杉 2010.06.10
  10. 弦楽四重奏のためのインテルメッツォ 2010.06.11
  11. ソナタという枠組み 2010.06.13
  12. 380円のスコア 2010.06.14
  13. mpmf 2010.06.15
  14. ドヴォルザーク記事200本 2010.06.16
  15. 再びメゾピアノ 2010.06.17
  16. 弦楽五重奏の分類 2010.06.18
  17. イ長調六重奏曲 2010.06.20
  18. ヘ短調の接点 2010.06.21
  19. 営業サイド 2010.06.23
  20. たった一度のソロ 2010.06.24
  21. スラブっぽい 2010.06.25
  22. 風呂抜き 2010.06.26
  23. 糸杉のCD 2010.06.28
  24. 延期の理由 2010.06.29

<2010年7月>21本。

  1. 弦楽器奏者ドヴォルザーク 2010.07.01
  2. ソナティーナ 2010.07.02
  3. インディアンラメント 2010.07.03
  4. アメリカ 2010.07.04
  5. Lento 2010.07.05
  6. 鬼門 2010.07.06
  7. mp espressivo 2010.07.08
  8. 楽章の切れ目 2010.07.10
  9. さざなみの系譜 2010.07.11
  10. さざなみはソプラノ 2010.07.12
  11. お盆のファンタジー4 2010.07.14
  12. 興味津々 2010.07.15
  13. 特急の愛称 2010.07.21
  14. 完成年月日 2010.07.23
  15. 作曲の着手日 2010.07.24
  16. Lunga Corona 2010.07.25
  17. 作品番号の錯乱 2010.07.26
  18. リピートのフェイク 2010.07.27
  19. ドヴォルザークのオペラ 2010.07.28
  20. メト 2010.07.29
  21. 文学の素養 2010.07.30

<2010年8月>22本

  1. 江戸の仇を長崎で 2010.08.01
  2. ルサルカ 2010.08.02
  3. マーラーの仕返し 2010.08.04
  4. ロスタイム 2010.08.07
  5. 悲劇的序曲2010.08.08
  6. リナルド2010.08.09
  7. 大種明かし2010.08.11
  8. ドヴォルザーク家の家計簿2010.08.12
  9. ヘルダー2010.08.14
  10. まさかの助言2010.08.15
  11. ヨアヒムの判断2010.08.16
  12. フランツヨーゼフ1世2010.08.18
  13. 連れの性格2010.08.19
  14. カルマート2010.08.21
  15. 友情2010.08.22 
  16. ドヴォルザーク作品目録2010.08.23
  17. ドボコンの思い出2010.08.25
  18. そういえばあの頃2010.08.26
  19. ある手応え2010.08.27
  20. 推定埋蔵量2010.08.28
  21. ドヴォルザークの辞書2010.08.29
  22. 2ミニッツウォーニング2010.08.31

<2010年9月>8本

  1. 番付変更2010.09.03
  2. 対旋律2010.0904
  3. 紀元前2010.09.06
  4. ドヴォルザーク特集総集編2010.09.07 本日のこの記事

なかなかの眺め。いよいよ明日フィナーレ。

2010年9月 6日 (月)

紀元前

少し前の話だった。中学生の次女が私に「紀元前のB.C.って何の略なの?」と訊いてきた。

「Before Christ」の略で「キリスト生誕以前くらいの意味」だと教えた。生真面目で洒落の通じにくい次女だから「Brahms Claraの略だ」などと言ったら本気にしかねない。

「じゃあ、A.D.は?」と案の定な二の矢が飛んできた。

これはラテン語で「Anno Domini」つまり「主の年」のこと。「B.C.」が英語の略語なのに、こちらはラテン語だからわかりにくいのも無理は無い。今の私だったら「A.D.」は、「アントニン・ドヴォルザーク」と即答したいのだが、こちらもぐっと呑みこんだ。

本日は次女の誕生日。惜しい。ドヴォルザークと2日違いだった。

2010年9月 5日 (日)

ドヴォルザーク作品一覧

現在ドヴォルザーク特集が「2ミニッツウォーニング」の最中だ。何だか肩に力が入って「作品一覧」を作成した。あえてブルクハウザー番号とせずに作品番号をキーにした。

  • 001 弦楽五重奏曲イ短調
  • 002 弦楽四重奏曲第1番イ長調
  • 003 交響曲第1番ハ短調「ズロニツェの鐘」    
  • 004 交響曲第2番変ロ長調 
  • 005 バラード「みなしご」
  • 006 セルビアの民族詩による4つの歌曲
  • 007 女王の白の写本からの歌曲集
  • 008  ピアノ独奏のための「シルエット」
  • 009 弦楽四重奏曲第5番
  • 010 交響曲第3番変ホ長調  
  • 011 ロマンスヘ短調(Vn、Pf)
  • 012 弦楽四重奏曲第6番イ短調
  • 013 交響曲第4番ニ短調  
  • 014 歌劇「王様と炭焼き」
  • 015 バラードニ短調(Vn、Pf)
  • 016 弦楽四重奏曲第7番イ短調
  • 017 歌劇「頑固者」
  • 018 欠番。
  • 019 二重唱曲「いとも聖なる」
  • 020 モラヴィア二重唱曲集       
  • 021 ピアノ三重奏曲変ロ長調
  • 022 弦楽セレナーデホ長調  
  • 023 ピアノ四重奏曲ニ長調
  • 024 欠番。
  • 025 序曲「ヴァンダ」
  • 026 ピアノ三重奏曲ト短調
  • 027 男声合唱のための5つのパートソング   
  • 028 2つのメヌエット(pf)
  • 029 4つの合唱曲
  • 030 賛歌「白山の後継者たち」 
  • 031 歌曲集「夕べの歌」
  • 032 モラヴィア二重唱曲集       
  • 033 ピアノ協奏曲ト短調  
  • 034 弦楽四重奏曲第9番ニ短調  
  • 035 ドゥムカニ短調(pf)
  • 036 主題と変奏変イ長調
  • 037 歌劇「いたずら百姓」
  • 038 モラヴィア二重唱曲集    
  • 039 チェコ組曲
  • 040 ノクターン
  • 041 スコットランド舞曲(pf)
  • 042 2つのフリアント(pf)
  • 043 男声合唱「スロバキア民謡の花束から」
  • 044 管楽セレナーデニ短調    
  • 045 3つのスラブ狂詩曲
  • 046 スラブ舞曲第1集    
  • 047 マリチコスチ(Vn、VN、Vc、ハルモニウム) 
  • 048 弦楽六重奏曲イ長調 
  • 049 マズルカホ短調(Vn,pf)
  • 050 3つの新しいギリシャの歌
  • 051 弦楽四重奏曲第10番変ホ長調
  • 052 6つのピアノ小品 
  • 053 ヴァイオリン協奏曲イ短調  
  • 054 8つのワルツ(pf) 
  • 055 歌曲集「ジプシーの歌」  
  • 056 ピアノのためのエクローグ(Pf)
  • 057 ヴァイオリンソナタヘ長調
  • 058 スターバトマーテル 
  • 059 伝説曲 
  • 060 交響曲第6番ニ長調
  • 061 弦楽四重奏曲第11番ハ長調
  • 062 劇音楽「ヨゼフ・カイェターン・ティル」
  • 063 音声合唱のための「自然の中で」
  • 064 歌劇「ディミトリー」
  • 065 ピアノ三重奏曲ヘ短調 
  • 066 スケルツォカプリチオーソ
  • 067 序曲「フス教徒」
  • 068 シュマヴァの森より(ピアノ連弾)
  • 069 カンタータ「幽霊の花嫁」
  • 070 交響曲第7番ニ短調 
  • 071 オラトリオ「聖リュドミラ」
  • 072 スラブ舞曲第2集     
  • 073 歌曲集「民謡調で」
  • 074 ドロプノスチ(Vn、Vn、Va)
  • 075 4つのロマンテックな小品(Vn、Pf)
  • 076 交響曲第5番ヘ長調 
  • 077 弦楽五重奏曲ト長調(コントラバス入り)
  • 078 交響的変奏曲 
  • 079 詩篇第149篇
  • 080 弦楽四重奏曲第8番ホ長調
  • 081 ピアノ五重奏曲イ長調
  • 082 4つの歌曲
  • 083 恋愛歌曲集
  • 084 歌劇「ジャコバン党員」
  • 085 詩的な音画(pf)  
  • 086 ミサ曲ニ長調
  • 087 ピアノ四重奏曲変ホ長調 
  • 088 交響曲第8番         
  • 089 レクイエム
  • 090 ピアノ三重奏曲ホ短調「ドゥムキー」
  • 091 序曲「自然の中で」
  • 092 序曲「謝肉祭」
  • 093 序曲「オセロ」
  • 094 ロンドト短調(Vn,Pf)
  • 095 交響曲第9番ホ短調「新世界より」         
  • 096 弦楽四重奏曲第12番ヘ長調「アメリカ」       
  • 097 弦楽五重奏曲変ホ長調 
  • 098 組曲イ長調
  • 099 歌曲集「聖書の歌」 
  • 100 ソナチネ(Vn、Pf)  
  • 101 8つのフモレスケ(pf)   
  • 102 カンタータ「アメリカの旗」
  • 103 テデウム 
  • 104 チェロ協奏曲ロ短調  
  • 105 弦楽四重奏曲第14変イ長調
  • 106 弦楽四重奏曲第13番ト長調
  • 107 交響詩「水の精」 
  • 108 交響詩「真昼の魔女」  
  • 109 交響詩「金の紡ぎ車」 
  • 110 交響詩「野鳩」  
  • 111 交響詩「英雄の歌」 
  • 112 交響詩「悪魔とカーチャ」
  • 113 祝祭の歌
  • 114 歌劇「ルサルカ」  
  • 115 歌劇「アルミダ」

2010年9月 4日 (土)

対旋律

多分ちゃんとした定義はあるのだと思う。「同時進行する複数の旋律のうち、主旋律でないほう」くらいの緩い定義しか思い浮かばない。「ブラームスの辞書」でもさすがにブラームスが用いた全ての対旋律を数え上げるには至っていない。もちろん合奏の中でヴィオラはおいしい対旋律にありつくことも多い。定義は緩くても大抵は対旋律と判るものだ。

ところが、「主旋律ではないほう」という基準が意外に悩ましい。

  1. ピアノ協奏曲第1番第2楽章の第1ヴァイオリンとファゴット。
  2. 弦楽四重奏曲第1番第3楽章の第1ヴァイオリンとヴィオラ。
  3. 交響曲第2番第2楽章のチェロとファゴット

たとえば上記3つはどちらが主旋律とも決めきれない。どちらが主旋律とも決めかねる複数の旋律を同時に流すのは、すこぶるブラームス的だと感じる。

さて、さる9月からブログ「ブラームスの辞書」ではドヴォルザークを特集している。お気づきの方も多いと思うが、この両者に対して第3のテーマが設定されている場合がある。下記の通りだ。

  1. クララ ドヴォルザークと誕生日が近いから立ち上げとともに言及。
  2. ジムロック 第8交響曲の原稿料を巡るトラブルを起点に。
  3. マネー お金にまつわるあれこれを一堂に集め「ジムロック」と絡む二重対位法だ。
  4. モラヴィア二重唱曲 ジムロックとのやりとりを中心に出世作を解剖する。
  5. スラブ舞曲 モラヴィア二重唱の成功からスラブ舞曲ブレークをジムロックを交えて
  6. ピアノ曲 平均律ブラヴィーア曲集からドボヴィーア曲集へ。
  7. ハンスリック ブラームス、ドヴォルザーク、ハンスリックの三角関係
  8. 舞曲 バッハとの比較を起点に
  9. 伝記 比較伝記学の提唱とドヴォルザーク
  10. 室内楽 室内楽メーカー
  11. オペラ オペラ月間1周年を記念して

つまりこれが対旋律だ。ブラームスをベースに、ドヴォルザークという主旋律を歌わせると同時に、対旋律を流しているということだ。テーマの錯綜振りがなんだかブラームスっぽいと考えている。ドヴォルザーク特集は規模が大きいので、こうでもしないと散漫になる。

いわば「読む対位法」である。

2010年9月 3日 (金)

番付変更

間もなく1年の永きにわたったドヴォルザークイヤーの企画がフィナーレを迎える。

私の脳内作曲家番付に変化が生じた。

ブラームスが万年一人横綱であることは鉄板だ。それに継ぐ第2位グループに変化があった。東と西の大関が入れ替わった感じである。新たに東の正大関の地位に就いたのがドヴォルザークだ。それまで東の正大関だったバッハは西の正大関にまわった。バッハの絶対的な地位が下がった訳ではない。ドヴォルザークルネサンスによるドヴォルザークの躍進がそれほどだということだ。

バッハさんごめんなさい。

2010年9月 2日 (木)

アメリカ国民楽派

「国民楽派」の定義なんぞ、私の手には余る。だから「アメリカ国民楽派」にもそれなりの危うさがついて回る。ドヴォルザークをアメリカに招いたジャネット・サーバー夫人の意図の一つが「アメリカ国民楽派」の創設にあったとも言われている。

当時既に新大陸アメリカは、クラシック音楽業界でも一大勢力を誇っていた。ところがそれを担ったのは欧州出身の音楽家たちであった。なかんずくドイツを本家とする勢力がその主流になっていたという。

サーバー夫人の思いはそのあたりにあった。アメリカに根ざした音楽の潮流を確固たるものにしたいと欲したのだ。ドヴォルザークにもその志が伝えられていたことは間違いない。アメリカ時代に生み出された作品が大きな人気を獲得していることは事実だが、ドヴォルザーク本人はことある毎に「アメリカの旋律をそのまま用いたことはない」と言い切っていた。ドヴォルザーク自身が「アメリカ国民楽派」の祖であると位置づけられてはいないし、その後「アメリカ国民楽派」が形成されたと言う記述にお目にかかったこともない。

ドヴォルザークは米国にあっても旺盛な創作力を示したが、アメリカの文物に触れてという側面と同等かそれ以上に「故郷恋しさ」が意欲の源泉になっていた。アメリカが着想のキッカケになることはあっても、推進力を生み出すのは故郷だったと見たい。プラハ、ネラホセヴェスあるいはヴィソカーへの郷愁だ。

アメリカ国民楽派とは、ドヴォルザークがチェコに感じた郷愁をアメリカ国内のどこかに感じる音楽家の出現を待たねばならないのだと思う。ドヴォルザークが少数民族の音楽に耳を傾けるようしきりに説いていたことはこのことなのだと感じる。だからブラームスはもちろん仮にバッハやベートーヴェンを連れて来たとしても、簡単に作れるものではないということだ。

2010年9月 1日 (水)

ドヴォルザークイヤー

9月に入った。8日はドヴォルザークの誕生日だ。昨年の9月8日にカテゴリー「ドヴォルザーク」を立ち上げてせっせと記事を積み重ねてきた。ブラームスに特化した我がブログの中で、カテゴリーを新たに立ち上げる以上そこそこのまとまった記事を書かねばカッコがつかない。

ほぼ同時代を生きた二人だからお互いの伝記で頻繁に言及される。ネタの厚みで申せばバッハに匹敵すると感じた。1年かけて今日までに積み上がった記事は255本だ。366日366本の記事の内255本、7割に肉迫する。この濃度は、ブログ「ブラームスの辞書」にあっては異例だ。ドヴォルザークとブラームスの接点に関する記事に限ってもこの本数だ。瞬発力としてはバッハをも凌ぐ。私がカテゴリーを新設した理由がご理解いただけるものと思う。無理目のこじつけ記事や、おちゃらけネタも含んではいるものの、ブラームスブログの中の1コンテンツが肥大化して、とうとう記事が250本を超えてしまったとうことだ。ドヴォルザーク専門のブログだったとしても一つの区切りになると感じる。

つまりこれこそがドヴォルザークイヤーということだ。今後もドヴォルザークネタは出現することをやめないと思われるが、まもなく一区切りである。

同時にこれは巨大な前例だ。今後「◇◇イヤー」と銘打った特集を企てる際の基準になってしまいそうだ。内容はともかく本数のハードルとしてはかなりのモンだと思う。

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