中間点
開始と終わりが明確なプロセスにおける区切りの一つ。「時間的」「距離的」「工数的」「心理的」な「まんなか」の意味か。マラソンの折り返し点がいつも42.195kmのちょうど中間とは限らない。あくまでも区切り、あるいはアクセントである。
1年間で駆け抜けた「ドヴォルザークマラソン」は合計262本の記事を連ねて一週間前にゴールした。イチロー選手の持つ年間最多安打のメジャーリーグ記録に敬意を表した結果だ。実はもう一つ内緒の仕掛けがあった。262本のまん中、131本目の記事は3月21日の「バッハとドヴォルザーク」になっている。中間地点をバッハの誕生日に合わせたということだ。その当日の記事では、このことには言及していない。もし言及してしまうと、ドヴォルザーク特集の総本数が262本であることが、読者に判ってしまうからだ。
何と言っても1年というのは長丁場だから、モチベーション維持のためにも自分で区切りを設定する必要があった。
- 100本目 2月14日バレンタインデー
- 131本目 折り返し3月21日バッハの誕生日
- 200本目 6月15日妻の誕生日
- 262本目 ゴール ドヴォルザークの誕生日、シーズン最多安打メジャーリーグ記録。
この手の細かなこだわりを持っているとハラハラドキドキが増えて退屈しない。管理人自身が退屈していないことはとても重要だ。
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<田中文人様
いえいえ。小市民的小細工でございます。バッハなんぞにたとえられては、気恥ずかしいばかりです。
投稿: アルトのパパ | 2010年9月14日 (火) 06時08分
一バッハ・ファンとして一言。このブログは、まるでバッハの優れた諸作品の様に、数学的な構成が隠されているのですね o(^-^)o
投稿: 田中文人 | 2010年9月14日 (火) 04時51分