発泡ワイン
何と言ってもシャンパンだ。フランスはシャンパーニュ地方で作られる。現在のフランスの法律では、原料のブドウや原産地が厳格に規定されている。昨日の記事でミラー・ツー・アイヒホルツ邸でブラームスがシャンパンでもてなされたと書いた。とびっきりのシャンパンだったのだろうと思う。
シャンパンの製造工程は途中まではワインと同じである。母体となるワイン作った後、酵母や糖分が加えられ2次発酵させることで泡の元である炭酸ガスが発生する。
発泡ワインはドイツにもあってゼクトと呼ばれている。シュロス・ヨハニスベルクをオーストリア皇帝から下賜されたメッテルニッヒ侯爵家は、ドイツ最大のゼクトの醸造家でもあった。
そう米国の野球界では間もなくワールドチャンピョンが決まる。祝勝会の騒ぎのことを「シャンパンファイト」と呼ぶ。ナポレオンの戦勝の儀式に由来するとも言われている。今年のシャンパンシャワーはサンフランシスコかテキサス。
さてさてさて。昨日我が家史上初の大事件があった。次女が中学の合唱際で指揮者を務めた。学級対抗の校内合唱コンクールの中で、3年生全体の合唱が1曲ある。「ふるさと」をアカペラで歌ったそうだ。このとき次女が指揮をした。私は仕事で聴きに行けなかったが、母はキッチリと聴き届けた。
本日の記事は次女の指揮者デビューを記念する「読むシャンパンファイト」である。
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コメント
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<てぃんぱにゃー様
ありがとうございます。
おそらくアカペラでしょう。ヴィンセン時代は何とも申し上げかねますが、ハンブルク女声合唱団用に遺した作品はアカペラ中心です。ここではキャッキャといわれていたと思います。
投稿: アルトのパパ | 2010年10月30日 (土) 11時16分
次女さん、指揮者デビューおめでとうございます♪
大きくなりましたねぇ(全然面識無いですけど(笑))
ブラームスが少年時代に指揮した合唱団もアカペラだったんですかね…?
頭ン中では静かな湖畔で木の枝かなんか振りながら女性たちにきゃっきゃいわれてるイメージが定着してるんですが…きゃっきゃはともかく、湖畔てことはないでしょうけど^_^;
投稿: てぃんぱにゃー | 2010年10月30日 (土) 10時07分