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2010年10月27日 (水)

シュトラウス

ブラームスラブを隠さない我がブログで「シュトラウス」などというタイトルの記事があれば、ブラームスが「美しく青きドナウ」を「遺憾ながらヨハネス・ブラームスの作品に非ず」とサインした話か、第4交響曲の初演におけるトライアングル奏者の話かと思われかねない。ワイン特集真っ只中の今、そのオチではいささか芸が無い。

ドイツやオーストリアでは、その年に収穫したワインが出来上がると居酒屋の軒先に、杉や樅の枝が吊り下げられる。まさにその時吊り下げられる枝のことを「シュトラウス」と呼んでいる。そういう店あるいは風習のことを「Strauswirtschaft」という。「Strauss」には「花束」という意味もあるから、そちらからの転用だ。この風習の起源はどうやらカール大帝に遡るらしい。彼は戦も得意だったが、内政にも才能を示した。ワインの商業的価値を利用しキッチリ税金をかける一方で、ワイン農民の保護を打ち出した。優秀な醸造家には、特権を与えた。決められた量を宮廷に納品し、なお余剰ワインがあった場合、新酒を4ヶ月の間、免税で直売出来るという措置だった。先ほどから話題の「シュトラウス」の飾りは、こうした特権を有する家であることを示すものだったというのだ。

南ドイツに行くと「Besenwirtschaft」になる。花環に代えて「ほうき」が吊るされるからだ。

晩秋のウィーンでブラームスが軒先のシュトラウスに誘われて居酒屋にしけこんだというような光景もあったに違いない。このとき「ヨハン・シュトラウス」と一緒だとなお盛り上がる。

そういえば私が新婚旅行で訪れた時だ。グリンツィンクへマーラーの墓参りの帰路、軒先にこの「シュトラウス」を見つけフラリを立ち寄ったことがあった。

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